この記事では、マッシュルに登場する「悪魔の五つ子」の1人、ドゥウムの運命について詳しく解説していきます。
ドゥウムの最終運命と決着の詳細
ドゥウムは生来の盲目で、六兄弟の中でも特に冷静な判断力を持つ人物です。
彼は無意味な暴力を避けるものの、父イノセント・ゼロへの異常なほどの忠誠心を持ち、その野望を叶えるためなら命を惜しまない考えを持っています。
ここではドゥウムの最終的な運命や、その決着について掘り下げます。
ランスとドットの抵抗
ドゥウムは、ランスとドットに圧倒的な力を見せつけます。
ドットが放つエクスプロムとランスのグラビオルは、ドゥウムには効果がなく、二人は彼の力の前になす術がないことを悟ります。
座ったままのドゥウムは、エクスプロムサーズとグラビオルサーズを同時に放ち、一瞬で二人を倒してしまいます。
エイムズ兄弟とオーターとの戦い
ドゥウムはわずか60%の力で、エイムズ兄弟とオーターを打ち負かしています。
彼はレインとフィンの攻撃を容易く分析し、余裕を持って対応します。
エイムズ兄弟の攻撃は、彼に全く影響を与えませんでした。
エイムズ兄弟が倒れそうになったその時、オーターが駆けつけ彼らを救います。
オーターは決着を望み、ドゥウムを60%の力で戦わせますが、敗北を喫します。
ライオを8割の力で勝利
ドゥウムは、ライオ・グランツを8割の力を使って倒しました。
戦いを心待ちにしていたドゥウムは、ライオとの対決に臨みます。
当初は7割の力で戦うドゥウムでしたが、ライオの攻撃を跳ね返し、それが偶然フィンへと向かい、ライオが彼を守るために受けたダメージによって戦況は一変します。
この有利な展開を活かし、ドゥウムはライオの攻撃を8割の力で撃退し、圧倒的な勝利を収めました。
マッシュは分身を制圧した
マッシュによる素早い動きと力強さで、ドゥウムの分身は次々と地中へと埋められました。
マッシュに追い込まれていく中、ドゥウムが多数の分身を用いて反撃に出ますが、マッシュは冷静さを保ちつつ対応。
ドゥウムが気付いた時には、マッシュがその速さで分身たちを一つずつ地面に打ち込み、戦況を有利に導いていました。
ブルーディスティニーで敗北
ドゥウムは、マッシュの圧倒的な「ブルーディスティニー」に敗れ去りました。
マッシュによる直接的な頭部への打撃、「ブルーディスティニー」を受けたドゥウムは、敗北を認めざるを得ません。
分身を全て排除された後に受けた最後の一撃により、ドゥウムはマッシュの真の力を痛感します。
結末にて生存が明らかに
最終章におけるドゥウムの末路は、イノセント・ゼロとその兄弟達と共に拘束され、生き延びていることが確認されます。
ドゥウムはイノセント・ゼロの下での行動の末に、魔法局によって捕えられる道を歩みます。
獄中の一コマでドゥウムが描かれており、彼が生存していることが示されています。
イノセント・ゼロと共に過ぎた日々は、彼らにとって自由になることが容易ではないでしょう。
ドゥウムの魔法は究極かつ無敵
ドゥウムは戦いにおいて相手の力を最大限に引き出したいと願う、戦闘への渇望を持つ人物です。
特にマッシュとの対決では、その闘争心が際立っており、二人の戦いは未だに決着がついていません。
この記事では、ドゥウムの魔法がどれほどの強さを誇るのか、その能力やパワーを深掘りしていきます。
デビルクンタブレット内で最強
デビルクンタブレット、すなわち悪魔の五つ子の中で、ドゥウムは最も強力とされています。
彼は兄弟であっても、自らを不快にさせる者は容赦なく排除する冷酷さを併せ持ち、巨大な剣を駆使した戦法や、鏡魔法による大量の攻撃で敵を一方的に圧倒することができます。
その強さから兄弟の中でも、ドミナが彼を恐れるのは当然と言えるでしょう。
最古の杖との選ばれし絆
ドゥウムは魔法界で数少ない、最古の杖の持ち主の一人です。
この杖は持ち主に非凡な身体能力を与え、通常の人間を遥かに超えるスピードと力を授けます。
ドゥウムは戦闘において、相手の力量に応じて自身の力を調節し、敵の技を一度見ただけで即座に対処する能力を持っています。
神覚者をも圧倒する実力
ドゥウムは、神覚者として知られるライオ・グライツとの戦いで、8割の力を用いても容易く勝利しました。
この事実は、彼が神覚者、つまり「神に選ばれし者」よりも上位に位置することを示しています。
ライオ・グライツが魔法警備隊の隊長として認められるほどの強者であるにも関わらず、ドゥウムは全力を出さずとも勝利しており、その力の差は計り知れません。
ドゥウムの魔法技能一覧
ドゥウムの魔法技能を詳細にご紹介します。
彼の実力は、他の兄弟との戦いを選ぶほど、魔法使いたちに恐れられているレベルです。
第11巻、第99話での初登場時には、ドミナさえも彼の前に恐怖を見せるなど、その圧倒的な力の片鱗が描かれました。
ミラージュ
ミラージュ魔法は、分身を生み出す能力を持ち、ただそれだけではなく、ドゥウムのように怪物級の強さを誇る者が増えるため、相手にとっては非常に手強いです。
分身は1体のみですが、ドゥウムの分身と対峙すること自体が、絶望に等しい状況を生み出します。
ミラージュイリュージョン
ミラージュイリュージョンでは、最大で5体の分身を生成することが可能で、仮に分身が倒されても、すぐに新たな分身を生み出すことができます。
この魔法は初見で対処するのが困難とされていましたが、マッシュによって初対面で打破されるという快挙が成されました。
ミラージュセコンズ・カロイルスーコーブズ
ミラージュセコンズ・カロイルスーコーブズは、空中に多数の鏡を展開し、そこから愛用の剣カラドボルグの複製を無数に生成し、一斉射出することで攻撃する魔法です。
この攻撃は回避がほぼ不可能で、敵に対して圧倒的な物量で迫ります。
サモンズ・フレイヤの召喚
サモンズ・フレイヤ（豊饒の神）では、ドゥウムが自らの杖、カラドボルグに封じ込められた神の力を解き放ち、巨大な鏡を介して無数のドクロを召喚します。
この技術では、「増加=豊穣」という概念が巧みに表現されており、神聖な力を持ちながらも、その禍々しい表現はドゥウムの圧倒的な力を際立たせています。
ミラージュサーズ・ミラージュアバターハンドレッド
ミラージュサーズ・ミラージュアバターハンドレッドは、サモンズ・フレイヤを発動する際に使用される技で、分身を作り出す点ではミラージュと共通しています。
しかし、この魔法の真価はそれぞれの分身に実体がある点にあり、そのため、ドゥウムに勝る者はほとんど存在しないとされています。
ドゥウムの末路や能力まとめ
ドゥウムは、イノセント・ゼロの長男。
そして、その兄弟の中で最も強力な存在です。
彼の魔法は一見シンプルな鏡の魔法に見えますが、ドゥウムが使用することでその真の力を発揮します。
また、彼が持っている聖剣カラドボルグは、硬度がかなり堅いことで知られています。
その上で、マッシュが彼のこの聖剣の刃を破損して戦うことができるのは、さらにその例外性を強調しています。
