鬼滅の刃は鬼と人間との戦いの中で、多くのキャラクターが命を落としています。
その命がけの戦いが「読者に強く訴える作品」を生み出しています。
今回は、鬼滅の刃で死んでほしくなかったキャラクターを、ランキング形式でお届けします。
作中で、特に印象深い死を遂げたキャラクターを【10位~1位】まで選出しました。
※このランキングは当サイト独自の調査に基づいていますので、ご了承ください。
死亡が衝撃的だったキャラクター
鬼滅の刃の第1話から最終話までに亡くなった、生き残って欲しかったメンバーを厳選しています。
あなたの考えるランキングと、比較しながらお読みください。
10位 錆兎&真菰
死因:鬼殺隊入隊試験中、手鬼によって命を落とす。
錆兎と真菰は、炭治郎の修業に非常に大きな影響を与えたキャラクターです。
炭治郎が最後の訓練で大岩を二つに割った際、彼らの姿は消えていました。
しかし、後に彼らが鬼殺隊の試験中に手鬼によって殺されていたことが明かされます。
この事実の衝撃には、とても深いものがありました。
さらに錆兎と義勇が、一緒に試験を受けていたことが判明し、義勇が何もできなかったことを後悔しているシーンも描かれています。
アニメでは第4話「最終選別」で死亡が明らかになります。
漫画では第1巻、第7話「亡霊」で死亡が描かれています。
9位 サイコロステーキ先輩
死因:登場してすぐに【下弦の五】累の糸により命を落とす。
サイコロステーキ先輩は、那田蜘蛛山編での登場です。
【下弦の五】累との戦い中に「こんな小さな鬼なら楽勝だ」と自信満々で登場し、一瞬で命を落としました。
このシーンは、下弦の鬼の恐ろしさを強調しています。
アニメでは第18話「偽りの絆」で彼の死が描かれます。
漫画では第5巻、第36話「これはヤバい」で死亡シーンがあります。
8位 産屋敷耀哉
死因:鬼舞辻無惨による襲撃で屋敷と共に爆破される。
先見の明を持つ産屋敷 耀哉は、鬼舞辻無惨の近い将来の襲撃を予感していました。
産屋敷家は代々病弱で短命が常であるため、産屋敷 耀哉も自身の死が近いと自覚していました。
この自覚があったため、彼は自分を囮として使い、鬼殺隊のために最終的に命を落とします。
産屋敷 耀哉の死により、鬼殺隊の殺意と決意は一層強まりました。
漫画では第16巻、第138話「急転」での死亡が描かれています。
7位 不死川玄弥
死因:【上弦の壱】黒死牟との戦いで体が真っ二つにされる。
不死川 玄弥は【上弦の壱】黒死牟との戦闘中、黒死牟の髪と剣を食べて鬼の力を強化します。
黒死牟の討伐には成功しましたが、大量の出血により鬼の力が衰え再生不可能となりました。
最終的には、人間の姿を保ったまま鬼のように砕け散り、命を落とします。
彼の死は炭治郎の同期の中で最初のものであり、その衝撃は計り知れません。
漫画では第21巻、第179話「兄を想い弟を想い」で死亡しています。
6位 桑島慈悟郎
死因:弟子の獪岳(かいがく)が鬼となり、その責任を感じ自害。
桑島慈悟郎(善逸のおじいちゃん)の死は、鬼滅の刃において最も悲しいとされる出来事の一つです。
善逸と獪岳を弟子に持ち、獪岳が鬼になった責任を感じた桑島慈悟郎。
かつての柱として、最後に自害を選びました。
彼が自ら命を絶った後、苦しむ様子を想像するだけで心が痛みます。
漫画では第17巻、第144話「受け継ぐ者たち」で彼の死が描かれています。
5位【岩柱】悲鳴嶼行冥
死因:鬼舞辻無惨との戦いで左膝下を切断された後に死亡。
鬼殺隊の最強の柱として知られる悲鳴嶼行冥は、鬼舞辻無惨との最終決戦で大きな役割を果たします。
無惨を倒すことに成功したものの、受けた傷はかなり深いです。
痣の負荷により生存の望みはなく、最後はかつて共に暮らした寺の子供たちの元へと旅立ちました。
漫画では第23巻、第200話「勝利の代償」で彼の最期が描かれています。
4位【蛇柱】伊黒&【恋柱】甘露寺
死因:鬼舞辻無惨との戦い中に命を落とす。
伊黒は無惨との戦闘中に炭治郎を守り、その過程で顔に深い傷を負い、両目を失いました。
それでも炭治郎と共に戦い続け、無惨を太陽の光に晒すことに成功します。
甘露寺は無惨の攻撃を避けきれず、その結果両腕を失ってしまいました。
伊黒と甘露寺は最後に恋人同士となり、幸せと悲しみが交錯する最期を迎えます。
漫画では第23巻、第200話「勝利の代償」で彼らの死が描かれています。
3位【炎柱】煉獄 杏寿郎
死因:【上弦の参】猗窩座との戦いで体を貫かれる。
無限列車編で煉獄 杏寿郎は、【上弦の参】猗窩座と対峙します。
彼は炎の呼吸を駆使し、最終奥義「煉獄」を発動するも猗窩座を倒すことはできず、最終的には胸部を貫かれて致命傷を負います。
煉獄は死に際も炭治郎たち後輩を守り抜き、「誇り高く生きろ」との遺言を残し、鬼殺隊の使命を全うしました。
その死は感動的であり、柱として初めての戦死です。
上弦の鬼との初戦ということで、その圧倒的な力の差にも驚愕しました。
漫画では第8巻、第66話「黎明に散る」で死亡が描かれています。
アニメでは「劇場版無限列車編」でその最期が描かれています。
2位【霞柱】時透無一郎
死因:鬼舞辻無惨との戦い。
時透無一郎は、鬼舞辻無惨との激戦中、炭治郎を守るために前線に立ち、顔面に深刻な傷を負いました。
無一郎はその後も戦いを続け、最終的には無惨を太陽の光に晒すことに成功します。
甘露寺も同じ戦いで、無惨の攻撃から完全には逃れられず両腕を失いました。
時透無一郎と甘露寺は戦いの中で恋人となり、その幸せと悲しみが入り交じった最期を遂げました。
漫画では第23巻の第200話「勝利の代償」で彼らの死が描かれています。
1位【蟲柱】胡蝶しのぶ
死因:【上弦の弐】童魔により吸収される。
無限城編で、実姉を殺した【上弦の弐】童魔と再会した胡蝶しのぶ。
自身の速さと毒を駆使して戦いましたが、首を切断する力がなく、最終的には童魔に吸収されてしまいます。
この吸収される瞬間は、リアルタイムで見ても作中で最も衝撃的なシーンでした。
しのぶは自身の命を犠牲にする覚悟を持ち、吸収される際には毒を服用します。
これが童魔を内部から蝕み、最終的には伊之助とカナヲによって討たれました。
漫画では第17巻の第143話「怒り」で彼女の死が描かれています。
まとめ
個人的には今回のランキング登場人物、全員に生き延びてほしかったです。
ただ、鬼滅の刃という物語の性質上、そのような結末は現実的ではないのもしれません。
特に時透無一郎の死は、私にとって最も辛いものでした。
記憶が戻り、他の登場人物たちとの絆を深め始めた矢先に、あれほど残酷な形で命を落とすとは、非常に残念でした。
伊黒の死も、心に残っています。
鬼と共存する家庭に生まれながらも、命の危険にさらされます。
逃亡中に煉獄の父に救われますが、従姉妹からは冷たく罵倒され続けます。
そして、生涯を通じて片思いしていた蜜璃との想いが、やっと報われたと思った矢先に、彼女と共に命を終えることに・・・。
二人が少なくとも天国で一緒にいられると考えると、少しは救いがあるかもしれません。