ダンジョン飯のファリンは愛らしくも不評?キメラ転変後の運命は?

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話題沸騰中の「ダンジョン飯」の物語の中心人物、ライオスの妹「ファリン」にスポットを当ててみましょう。

魔法使いとしてのファリンは、プリースト系のキャラクターです。

重要な役割を持ちながら、驚くべきことにコミックス第1巻で兄を救うため炎のドラゴンの餌食になってしまいます。

ライオス達はファリンを救出するべく、炎のドラゴンに立ち向かう冒険に出発します。

 

そんなファリンですが、実は彼女に対するアンチも存在するようです。

一見人気を集めそうな彼女にアンチがいるのは不思議ですが、その理由は何でしょう?

また、ファリンがすでにこの世を去っているかもしれない…?という疑問もありますね。

今回はファリンに関する解説を深めてみます。

ファリンは愛らしいが不評な理由

アンチからの声には「愛らしいけれど不評」という意見があります。

彼女は可愛らしいのに、なぜ不評なのでしょうか。

見た目は愛らしく、ボブカットの髪型。

そして普段は細めの目ですが、開くと魅力的な金色の瞳が際立ちます。

不評の要因は見当たらないようですが、もし挙げるならば、彼女の天然な性格や自己犠牲的な姿勢でしょうか。

詳細は以下で掘り下げていきます。

 

愛らしさに反して不評

先にも触れましたが、ファリンは意外と「不評キャラ」なんです。

少数意見かもしれませんが、そんな声もあります。

ファリンは外見も愛らしく、性格も穏やかで優しい。

兄が炎のドラゴンに襲われた際、彼女は身を投げ出して庇い、自身が食べられてしまいました。

そのような行動を取れるファリンですが、残念ながらアンチの声もあるのです。

「愛らしさと性格の良さが逆に問題?」とも思われています。

可愛くて性格も非の打ち所がないため、嫉妬心から不評になるのかもしれません。

ここからは、ファリンの愛らしい点と不評の理由を併せて見ていきましょう。

 

魅力的な要素① 優しさ

最初に挙げるファリンの魅力は、彼女の優しい性格です。

魔法学校の厳しい環境になじめず、ファリンはダンジョン周辺で自然と触れ合い、学ぶ時間を過ごしました。

彼女は生態系やモンスターに精通しており、書物の知識を超える実践的な知見を持っています。

元来の性格として、ファリンは不必要な殺生を好まない姿勢を持っています。

しかし兄ライオスのように、モンスターには強い興味を抱いている様子です。

 

魅力的な要素② 外見と内面のギャップ

一見すると、金髪ボブカットに金色の瞳を持つ、おとなしい魔術師としてのファリン。

しかし彼女の内面は、兄ライオスに劣らず好奇心旺盛です。

もし、ライオスたちがモンスターを食べている話をすると、彼女の目はきっと輝き、「自分も試してみたい」と言い出すことでしょう。

ファリンは第1巻で食べられてしまい、主に回想でのみ登場します。

彼女には活動的な面もあり、以前は糸目でおとなしい印象だったが、徐々にそのイメージが変わっていく様子が描かれます。

この内面と外見のギャップも、ファリンの魅力の一つです。

 

不評の理由① 良すぎる性格

ファリンに対するアンチの中で「良すぎる性格が嫌い」という意見もあります。

兄思いで仲間想いのファリンは、仲間を救うためなら自己犠牲もいとわない優しさを見せますが、その過度の優しさが偽善的に映ることも。

 

マルシルが視た幻では、

「どんな犠牲を払っても、兄さんとファリンには生き残ってほしい」

というファリンの発言が描かれています。

この発言は、ファリンが自分の身内さえ無事なら他はどうでもいいという、冷徹な一面を示しているかもしれません。

このような描写から、「優等生的な態度が嫌い」というアンチの意見が生まれたのではないでしょうか。

 

不評の理由② 特権的存在な扱い

ファリンが第1巻で炎のドラゴンに捕食されて以降、ライオス達のパーティーは彼女を救出するために全力を尽くす決意をします。

妹であるとはいえ、他のメンバーを危険にさらしてまで救う姿勢は、ダンジョンでのパーティー運営においては危険すぎると感じられるかもしれません。

それにも関わらず、ライオス達はファリンを救うために動き出し、元パーティーメンバーのシュローも彼女に惹かれており、自身を犠牲にして彼女を救出しようとします。

 

漫画ではファリンの魅力を十分に伝える前に彼女が食べられてしまい、その後は無条件で救出を待つお姫様のような立ち位置になっています。

このようなファリンへの特別な扱いに、アンチからの不満が生じるのも理解できます。

 

キメラ化した後の運命

物語の後半で、ファリンはライオス達によって蘇生されますが、彼女は人間の上半身と鳥の胸部、炎のドラゴンの下半身を持つキメラとなってしまいます。

人間の部分は白い羽毛で覆われ、近視が改善されて目がしばしば開かれるようになりますが、それでも彼女の運命は悲惨です。

その後、ファリンが死亡したとの噂も立ち、真実が何なのか疑問が残ります。

 

キメラ化への道程

ファリンは炎のドラゴンに食べられた後、白骨化した状態でライオス達によって救出されます。

諦めきれない彼らは、マルシルの黒魔術で彼女を蘇生させますが、炎のドラゴンの魂と混ざってしまい、その結果キメラ化してしまいます。

さらに、狂乱の魔術師シスルによってキメラの姿に変えられ、彼に従わせられます。

これを追ってライオス達も、ダンジョンの奥へと進んでいきます。

キメラ化したファリンは魔法の力を増強し、カブルーのパーティーやライオスのパーティーを襲います。

 

特殊な状況下で兄による終焉

キメラ化したファリンは、狂乱の魔術師シスルに連れ去られ、国王デルガルの捜索を命じられます。

ライオスとカブルーパーティーとの対峙では、その圧倒的な力で彼らを苦しめます。

しかし、ライオス達はファリンを油断させる策を立てます。

ファリンの身体は、巨大ながらも食事に困難を抱えており、これを利用するライオス達は、彼女を誘引するための大きなカレーを準備します。

この作戦によりファリンは眠りにつき、ライオスは対応策を練ります。

 

最終的にライオスが下した苦渋の決断は、キメラ化した妹の上半身を狙って窒息死させることでした。

彼は以前、ファリンを村に置き去りにした過去への罪滅ぼしとして、自らの手で妹の命を絶ちます。

その後、ファリンの遺体は腐敗を防ぐために氷で保存されるという、悲しい結末を迎えます。

 

【ダンジョン飯】ファリンの軌跡

総括すると、ファリンのストーリーは次のように展開します。

  • 金髪金眼でおとなしい性格のライオスの妹
  • 炎竜によって飲み込まれ、兄と仲間を守る
  • 白骨化した状態でライオス達に救出される
  • 黒魔術を使った古代の魔法により蘇生されるが、炎竜の魂と融合
  • 狂乱の魔術師シスルによって従獣として連れ去られる
  • 最後は兄・ライオスによって窒息死させられる

 

ファリンの人生は、悲劇の連続であり、キメラとして蘇生した後も元の姿には戻れず、最終的には兄によって命を絶たれるという運命をたどります。

物語の最新刊では、まだ彼女が元の姿に戻るかどうかは明らかになっておらず、今後の展開が待たれます。

連載は既に完結していますが、最終巻が発売予定であり、ファリンやライオス達のその後の物語については、今後の発表が待ち遠しいところです。