BLACK LAGOONに登場する人気の高い殺し屋、ヘンゼルとグレーテル。
今回はグレーテルがロックに見せた、スカートの中がどうなっていたのか？について、2つの考察をご紹介します。
性別は男の子か女の子か分からない
スカートの中を考察する前に、まずヘンゼルとグレーテルの性別について説明しておく必要があります。
かつて、ヘンゼルとグレーテルは「チャウシェスクの落とし子」として知られる孤児でした。
ルーマニアの大統領であったチャウシェスクは、国力の増加を目指し中絶や離婚を禁止し、法によって人々を拘束し、人口を増やす政策を推進しました。
しかし、人口の増加に伴い育児がおろそかにされ、孤児が増加し、彼らはストリートチルドレンとなりました。
チャウシェスクの独裁政権は革命によって崩壊しましたが、身寄りのない孤児たちは売買の犠牲者となりました。
これが「チャウシェスクの落とし子」の出自です。
BLACK LAGOONの中では彼らは売られ、変態の支配下で殺人ビデオに出演させられ、心が壊れてしまった悲しい双子として描かれています。
彼らはヌードの被写体として虐待を受け、さまざまな人々を殺すように強制されました。
その結果、彼らはすべてを受け入れて「人間」としての個性を喪失しました。
殺人行為を繰り返す中で、武器の扱いや拷問技術などのスキルが身につき、彼らは殺し屋としての戦闘能力を身につけました。
また、彼らの性別については不明瞭で、男性か女性かははっきりしていません。※読者の中では男の子という意見が多いです。
カツラや服装の変更によって、彼らは「ヘンゼル」と「グレーテル」の役割と人格を切り替えていました。
さらに身体的な改造が行われた可能性もあり、両方が男性であるか、女性であるかについての議論が存在します。
これがグレーテルの体の秘密です。
ブラックラグーンのヘンゼルとグレーテル編 視聴
— 筑前助広(小説家) (@chikuzen_1982) May 27, 2019
うへぇ……うへぇ……。
余りの重さと救いようの無さに呻吟しております。
これ、二人共「男の子」と僕は見たんだけど、どうなんだろう。
もう、どっちがヘンゼルとグレーテルがわからんようになったけども。 pic.twitter.com/ltj4o4BJzZ
過去の酷い虐待や去勢の後があった
グレーテルがラグーン商会に逃亡の依頼を出し、その際に付き添いとして選ばれたのはロックでした。
グレーテルはロックの善良な性格に惹かれ、また親切にされたことに感謝の意を示し、スカートの下をロックに見せました。
それを見たロックは怒りを抑えられず、部屋を飛び出しました。
この場面では読者にはスカートの下は見えませんので、具体的に何を見せられたのかはわかりません。
さまざまな議論が交わされていますが、2人とも男の子であり、イジメや去勢の跡がある可能性が考えられます。
外見は12歳くらいに見えますが、声変わりしておらず女性のような声を出すことができるため、去勢の影響があるのかもしれません。
また、男の子であるにもかかわらず、女性ホルモンが不足しているため、髪があまり伸びず、カツラを使用して女性のように振る舞っている可能性も考えられます。
ロックが激しく動揺し怒る様子からは、おそらくひどい過去の出来事に直面した結果だと思われます。
ブラックラグーンのあれ。ヘンゼルかグレーテルどっちかは忘れちったけどダッチに見せたスカートの下って確か性器がグチャグチャにされてんだよね。男か女か分からないくらいに。 #ブラックラグーン pic.twitter.com/GzkvkLFsW4
— 颯(あきら) (@ER_400b_0831) September 12, 2017
改造された性器や虎のオブジェクト
船倉で姉様がロックに対して「お礼」と称し、スカートの中を見せる場面が描かれています。
ロックが具体的に何を見たのかや、なぜキャビンから飛び出したのかについては記述がありませんが、ネット上では様々な議論が巻き起こりました。
最も支持されている説によれば、この出来事は彼女が変態に改造された股間を示したとされています。
別の説では、虎のオブジェクトが股間に移植されていたという説も浮上しています。
この説は後にロックが述べた、
「みんなが寄ってたかって、あの子を虎に仕上げたンだ」
というセリフが根拠とされていますが、おそらく虎は単なる比喩だった可能性が高いでしょう。
一方、もう一つの説では、姉様がロックにスカートの中を見せたのは、ロックの幼稚な理想主義にからかいたかったためだというものです。
しかし、姉様が桟橋で「お兄さん！またいつか会いましょうね」と述べる際に、彼女は好意的な態度を示しており、本当に感謝の意を示した可能性が高いです。
この二つの要素から、姉様の「お礼＝性的サービス」と、改造された股間を目にした衝撃の両方が、ロックをキャビンから飛び出させた可能性が高いでしょう。
まとめ：架空の人物とは言え考えさせられる
彼らは単行本2巻のエピソード「Bloodsport Fairytale」に登場し、十代前半の子供のような外見を持つ双子の殺し屋です。
どちらが年上かは不明ですが、彼らは互いを「兄様」と「姉様」と呼び合っており、共通して黒を基調とした衣装を身に着けています。
ヘンゼルはショートヘアとショートパンツを着用し、「姉様」のグレーテルはロングヘアとドレスを身につけています。
外見からは子供らしい無邪気さが感じられますが、実際には快楽殺人犯であり、ロアナプラでの一夜の恐ろしい出来事を引き起こした張本人たちです。
BLACK LAGOONでは敵役として登場し、その強烈なキャラクター性から高い人気を博しています。
アニメの世界の架空の人物とは言え、ヘンゼルとグレーテルには考えさせられるものがあります。
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