ブラックラグーンの2番目のシーズンで、鷲峰雪緒の死について謎があります。
雪緒の最後はどうなったのか?
また、雪緒は一体何をされたのか?を分かりやすく解説します。
鷲峰雪緒の最後は死亡する
鷲峰雪緒は『ブラックラグーン』の登場キャラクターで、物語の『日本編』に登場します。
雪緒は関東和平会の前組長、鷲峰龍三の娘で、組員である松崎銀次によって別邸に隠され、極道の生活から隔てられた普通の女子高生として過ごしていました。
哲学や純文学を愛し、後輩の真希からも慕われていました。
誘拐され最後は自害する
鷲峰組が結んでいたホテル・モスクワとの共同戦線に嫌気がさし、組から手を引こうとした際に、組員のチャカに誘拐されてしまいます。
その後、レヴィとロックによって救出され、彼女の生活は大きく変化。
鷲峰組の組長に就任し、関東和平会との抗争を指揮する立場に立つことになります。
彼女は強い意志を持ち、組を守るために奮闘しますが、組員の減少や圧倒的な敵勢力に追い詰められます。
最終的にロックとの戦闘の末、自刀で自害する決意をしました。
彼女は知識と強い意志を持つ強い少女でしたが、自分の運命に対して抵抗しなかった悲観的な側面もあり、物語の中でその葛藤が描かれました。
銀次を後追い自殺の可能性
鷲峰雪緒の死の背景には、後追い自殺の可能性があります。
彼女は主要キャラクターである銀次に深い感情を抱いており、彼女の死は彼に向けたメッセージの一環であった可能性が考えられます。
一方でロックに対する不満や、苛立ちも存在します。
雪緒は中途半端な正義感を持つ彼に対して、複雑な感情を抱いていました。
彼女の立場は鷲峰組の次期組長であり、問題の発端は組織内での後継者争いにありました。
本家は血統を重要視し、一方で雪緒は通常の高校生であるため、本家にとっては望ましくない後継者です。
この状況に幹部が反対し、バラライカを通じて本家に圧力をかけます。
雪緒はさまざまな困難に直面し、敵勢力に捕らえられたり、バラライカの振る舞いに悩まされたりしました。
雪緒は生まれつきの不運を嘆きつつも、状況に立ち向かう決意を持っていたのです。
しかし、彼女を取り巻く人々が自己の正義感を優先し、雪緒の苦境をさらに悪化させたことが、最終的に彼女の死につながった可能性が考えられます。
雪緒は敵対的な立場にあり、ロックを捕らえてしまうことになり、銀次との愛が試された結果、彼女は絶望に追い込まれ、銀次の後を追う形で亡くなったのかもしれません。
雪緒は死を覚悟していた
バラライカの一連の出来事により、多くの組員が殺害されました。
雪緒は高校生ながらにして組織の組長として、その組員たちの命を大切にします。
彼女は自分だけが幸せに生きることを拒否し、組織と組員たちに対する責任感を強く持っていました。
たとえレヴィたちとの戦いに勝利したとしても、組員たちはバラライカの復讐に向かうつもりであり、そのためにレヴィと対峙しました。
しかし、組員たちは無謀なことを企てたわけではなく、バラライカに対抗できるとは考えていませんでした。
彼らは殺害された仲間のために、報復を望んでいたのかもしれません。
いずれにせよ、銀次と雪緒は死を覚悟していたでしょう。
雪緒は戦闘前に銀次に「私はずっと銀さんと一緒だった。だから私はここから先も一緒ですよ」と言っており、銀次の死後に彼を追う覚悟を示していた可能性が高いです。
雪緒は何をされたか?拉致や死亡の考察
鷲峰雪緒の死亡するまでの経緯に関して、実は謎となっている部分があります。
特に拉致・誘拐されたシーンに関しては、疑問に思う読者・視聴者も多いようです。
何されたかは描写されてない
鷲峰雪緒は、関東和平会の「鷲峰組」の前組長である鷲峰龍三の娘です。
最初は組員である松崎銀次によって、極道とは無縁の普通の女子高生として生活していました。
雪緒は賢くやさしい少女で、哲学や純文学に興味を持ち、後輩の真希から慕われていました。
しかし、鷲峰組が関わっていたホテル・モスクワの非道なやり方に嫌気が差し、組織から離れることを決意しました。
これにより組員のチャカによって誘拐され、ボウリング場に囚われてしまいます。
この拉致されるシーンですが、ここで雪緒が何をされたのかは、直接の描写をさけています。
読者、視聴者に判断してもらう形をとっているわけです。
性的な暴行されたと思っている人もいれば、下着を付けていたのが不自然で暴行はされていない、と言う人もいます。
救出後から死亡までの経緯
そしてレヴィとロックが、銀次とともに雪緒を救出します。
その後、鷲峰組の組長に就任し、関東和平会の大物である香砂会から組を守るために、指導的な役割を果たすことに。
組織は一時的に盛り返りましたが、ホテル・モスクワの強力な力により徐々に追い詰められていきました。
最終的に、ロックの決断により香砂会は壊滅し、抗争は終結します。
しかし、雪緒は極道としての道を突き進むことを選び、最後の決着をつけるために銀次と共に指定された場所に向かいました。
最終的にレヴィたちとの戦闘の末、破れた銀次の刀を使用して自害します。
彼女は知識が豊富で、決意を固めれば困難に立ち向かう強い少女でした。
しかし、彼女は自身の運命に抵抗しない悲観的な傾向も持っており、かつてロックに言われた言葉を受けて、自分の運命に対する無力感も感じていました。
雪緒は何をされたか?考察まとめ
雪緒は、極道としての道を突き進むことを選ぶという強い意志のある少女であった反面、自分の運命に抵抗せず無力感も感じるような人物です。
この点を踏まえると、拉致中にも雪緒はひどく運命とともに「無力感」を感じてしまったのではないでしょうか。
跡継ぎ争いとはいえ、本家で血縁関係である雪緒に対し、暴行まで働くのかは疑問に思います。
雪緒の性格からも悲観的な傾向があるため、単なる拉致でも精神的なダメージ、無力感を受けたのではと考えられます。