凪と玲王の仲直りは何巻何話?関係性や喧嘩の原因を解説!

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『ブルーロック』内で、凪と玲王が衝突したのはどのような事由からでしょうか?

凪による裏切り行為、それとも玲王の誤解だったのでしょうか?

その後、二人は和解することができたのか?

ここではその二人の最初の出会いや、どのような関係性かも含めて詳しく説明します。

凪誠志郎と御影玲王の絆は?

『ブルーロック』における凪誠志郎と、御影玲王の関係性を探ります。

二人の関係に焦点を当て、その詳細を深掘りします。

 

高校時代のチームメイトとして

凪と玲王は、高校時代からのサッカーチームメイトです。

二人は白宝高校でサッカーを始めており、プレー歴は共に半年程度です。

玲王は高い技術を持つオールラウンダーで、試合でのポイントメイカーとして活躍します。

さらに、玲王は個人の練習施設を設けるなど、豊かな家庭の背景と人脈を活かし、白宝高校のキャプテンにも就任しています。

 

対照的に、凪は非常に優れたトラップ技術を持ち、体の柔軟性と動きの流れるような連動性で、トップクラスの脱力技術を駆使します。

これほど短期間で、その技術を身につけたのは驚異的です。

名門校である、青森駄々田高校との試合を視察していたアンリに注目され、凪と玲王は青い監獄への招待を受けることになります。

 

玲王は何でも手に入れられる男

御影コーポレーションの後継者である玲王は、豊かな資源を背景にしていて、美貌と高い知性、運動能力を兼ね備えています。

玲王は持っているものが全てでありながらも、その生活に退屈しており、サッカーでの「W杯優勝」を新たな目標として設定します。

単独では達成困難な「W杯優勝」という目標に向かう途中で、ある日、階段で座っている凪と偶然衝突し、その際にスマートフォンが落ちそうになります。

 

凪の技術に心を奪われる

スマートフォンを足首で見事にキャッチする凪の技術に、玲王は驚きを隠せません。

その瞬間、凪の持つ非凡なサッカースキルに気づき、自身のW杯優勝という大目標に向けたパートナーとして凪を見定めます。

凪が階段を下りてくるときに玲王に背中からぶつけられ、その衝撃で顔を上げると同時に上からスマートフォンが落ちてくるという一連の動作を、凪は反射的に足を伸ばしてキャッチしました。

まさに技の神髄を見せつけた瞬間です。

このトラップ技術を目の当たりにした玲王は、感銘を受けて直ちに凪をサッカーチームへと誘うのでした。

 

玲王による凪のスカウトが絆の始まり

玲王が凪のサッカー才能に感銘を受け、彼をサッカー部に誘うことが二人の関係のスタートでした。

凪は「めんどくさい」と常に口にしており、普段は学校でゲームに没頭する日々を送っていましたが、当初はサッカーへの興味は皆無でした。

「サッカーって努力が必要だからめんどくさいね」と言いつつ、サッカーに乗り気でない様子を見せていました。

 

凪の隠れた才能に目をつけた玲王は、凪が特別な存在であると確信し、「お前はそのままでいい。サッカーをしよう」と再度誘います。

凪の面倒を見る玲王は、練習場への送迎を自転車で行ったり、練習後にはマッサージを提供するなど、彼のサポートに尽力します。

玲王は繰り返し「一緒にワールドカップを勝ち取ろう」と凪を説得し続けました。

 

優勝を目指すという共通の目標

凪と玲王は共に、ワールドカップ優勝を目指すと誓いました。

ブルーロックの初戦で同じチームVに所属し、連戦連勝を続けていきますが、ついに潔世一率いるチームZとの対決が設定されます。

試合開始時は、圧倒的な強さを見せるチームVでしたが、徐々にチームZの追撃に苦しみ、玲王にとっては初めて敗北の可能性が頭をよぎりました。

 

そんな中、凪はこれまで玲王のアシストに頼っていましたが、自ら積極的に動き出すように変わります。

この変化が凪の覚醒の瞬間でした。

凪は試合で圧倒的な逆転を目指し、1点を返すことに成功しますが、結局はチームZに敗れます。

この敗北を経て、凪は潔に対して強い関心を持つようになり、玲王との関係にも変化が生じ始めます。

 

凪と玲王の衝突は何巻何話での出来事か?

『ブルーロック』での凪と玲王の衝突は、どのような背景から発生したのでしょうか。

そのエピソードが漫画のどの巻と、何話で描かれているかについても、ここで紹介します。

 

二次選考での選択の喧嘩の火種

凪と玲王の間で生じた喧嘩の火種は、二次選考のチーム選びにあります。

この一件は漫画6巻の41話、またはアニメの12話で確認できます。

具体的には、一次選考を通過した後の出来事で、凪と玲王は二次選考へと進出しました。

二次選考では、奪敵決戦(ライバルリー・バトル)に備え、参加者が3人1組のチームを自由に組む必要がありました。

 

凪は初め自分と玲王、そして一次選考で印象に残った潔を誘いますが、潔のチームにはすでに蜂楽がいたため、凪の提案は拒否されます。

その瞬間、凪は思わず「じゃあ俺が潔のチームに入る」と宣言し、気軽に玲王ではなく潔のチームに加わることを選択します。

この行動は、ランチメニューを選ぶ際のような軽い決断であり、玲王には何の相談もなく行われたため、玲王はこの突然の変更に深いショックと戸惑いを覚え、凪の真意を理解することができませんでした。

 

潔に敗れたことが情熱を呼び覚ます

凪が潔に敗北したことで、彼は人生で初めて「悔しい」という感情を経験しました。

これが凪にサッカーへの真剣な、関心を抱かせる転機となりました。

「めんどくさい」が口癖で、日常生活においても学業や食事に興味を示さない無関心な態度を常に保っていた凪ですが、潔との対戦で初めて敗北の痛みを感じ、「悔しい」という強い感情に駆られます。

この敗北がきっかけで、凪はサッカーの本質を理解し、自分もその一部になりたいと強く願うようになります。

彼が作品中で自発的に「やりたい」と発言するのは、この時が初めてです。

 

これまでの凪にとって、サッカーはただの時間の浪費であり、玲王の強い希望で続けていたものに過ぎませんでした。

しかし、潔に負けたことで、彼の中でサッカーへの興味が真剣なものに変わります。

この変化を玲王も理解し、凪の成長を支援することが二人の関係において重要な一歩となるでしょう。

玲王にとっても、潔には感謝するべきだと言えます。

 

玲王が感じた裏切りは激しい衝突へ

凪が潔と組むことを選んだことを裏切りと感じた玲王は、深い恨みを抱きます。

「ずっと二人でW杯優勝を目指す」という約束を裏切ったと玲王は感じ、凪への不信感を募らせました。

凪の決断後、玲王は同じく潔に見捨てられた國神と、千切とチームを組んで対抗します。

その後、玲王・國神・千切のチームレッドと潔・凪・馬狼のチームホワイトが3対3で対戦することになり、序盤では玲王たちが優位に立ちます。

しかし、試合が進むにつれて凪の進化に玲王は動揺し、最終的には潔と馬狼の活躍によりチームレッドは敗れます。

 

敗北後、凪は玲王を引き抜くことを望みますが、実際には千切が引き抜かれることに。

この選択は、玲王をさらに落胆させます。

凪が試みた慰めに対して、玲王は感情的に「俺のことはどうでもよくなったんだろ」と非難します。

凪も玲王の言葉に傷つき、「もう、めんどくさいよ、玲王」と言い残して去ります。

この事件は二人の関係に深い亀裂をもたらし、その後の二次選考の終了時には、凪が玲王の安否を心配するものの、二人の間には沈黙が流れます。

仲直りはさらなる試練である三次選考に持ち越されることになります。

 

意見の相違と説明不足が原因

凪と玲王の間で関係がこじれた主な原因は、二人の考え方の違いと凪の説明不足にあります。

・凪の考え方は「二人がそれぞれ強くなり、共にW杯優勝を目指す」というもの。

・玲王の考え方は「二人が一緒にサッカーをして強くなり、その結果としてW杯で優勝する」というものです。

 

目指す目標は同じでも、その達成方法において大きな違いがあります。

このような違いは、ゲームの戦略が全く異なるようなもので、互いの意図を理解しなければ誤解が生じやすい状況です。

凪が「お互いがそれぞれ強くなることが最終目標への道だ」という考えを、もう少し明確に玲王に伝えていれば、ここまでの誤解や対立は避けられたかもしれません。

しかし、凪の性格からすると、玲王が自分の考えを察してくれることを期待して、「説明するのはめんどくさい」と感じていた可能性が高いです。

このように、凪と玲王の間には意見の相違と説明不足があり、それが大きな誤解へと繋がってしまいました。

 

凪と玲王の和解は何巻何話で?

『ブルーロック』において、凪と玲王の間の溝が埋まり、和解に至るエピソードはいつ描かれるのでしょうか?

 

三次選考中の対決で和解へ

凪と玲王は22巻の187話で、和解への道を歩み始めます。

このエピソードは三次選考中の重要な試合で発生し、凪が所属するCチームと、玲王が一時的に選んだAチームが対戦します。

この三次選考はブルーロックチームを、U-20の国際試合に派遣するための選手選考が目的です。

AからCまでの3つのチームに分けられ、各チームの主要メンバー2名は固定されますが、その他のメンバーは試合ごとに入れ替わり、総当たり戦が展開されます。

凪はCチームの固定メンバーとして選ばれ、その実力は全体で6位と高評価を受けています。

 

一方、玲王は自らCチームを選び、凪と共に戦うことを選択しますが、これは潔がAチームで活躍するための選択に影響を受けたものです。

試合が進む中で、玲王は凪と雪宮の見事な連携プレーを目の当たりにし、「凪はもう自分のものではない」と感じる一方で、自身も新たなスキル「カメレオン」を発揮してゴールを決めます。

試合後、凪は玲王の活躍を称え「ナイスゴールだったね」と声をかけます。

これが二人の和解への一歩となり、完全に以前のような関係に戻るわけではありませんが、関係が改善し始めるきっかけとなりました。

 

スーパーゴールで和解と再結束

凪と玲王は、一つの決定的なアシストとゴールを通じて、過去のすべての誤解と対立を解消し、関係を完全に元通りに戻しました。

この重要な瞬間は、ブルーロックがU-20日本代表選抜を目指す「新英雄対戦(ネオエゴイストリーグ)」で展開されます。

凪と玲王はイングランド代表チーム「マンシャイン・C」でプレイし、潔が所属するドイツ代表チーム「バスタード・ミュンヘン」と対戦しました。

試合戦略として、凪が中心となり、玲王がサポートする形で進められ、初めは千切のゴールでリードします。

 

しかし、潔の覚醒により試合は一転し、2対1でドイツチームに逆転されます。

この逆境の中でも、玲王は過去の失敗から学んだ強さを見せ、「潔は潔、俺は俺」という姿勢で臨みます。

自己研鑽と反省を重ねた結果、彼は以前とは異なる冷静さと決断力を発揮し、凪に完璧なアシストを供給します。

このアシストから生まれたゴールは、試合の流れを変えるだけでなく、凪と玲王の間のすべての隙間を埋める象徴的な瞬間となりました。

凪はそのゴールを契機に、玲王への完全な信頼と友情を再確認し、二人の間に新たな絆が形成されたのです。

このゴールによって、二人はただのチームメイトを超え、真のパートナーとして再び結束します。

 

和解の瞬間と決定的なゴール

凪と玲王の間の関係は、凪が過去に玲王から受けた刺激的な言葉「お前の才能を俺にくれ」を思い出させるような状況で再び変化しました。

試合の最中、凪は玲王に

「頼む玲王、潔に勝つために力を貸してくれ、お前の力が必要なんだ」

と頼みます。

この言葉は、玲王が過去に何度も凪に言ってきたものであり、凪からの逆の表現に玲王は一瞬困惑し、当初は怒りを感じました。

 

玲王の反発に対して、凪は自分の選択が常に「W杯優勝」という共通の夢への最適解であると説明し、二人の間に流れていた誤解が解消します。

このやり取りが、二人の関係を再び結びつけるきっかけとなりました。

試合はさらに進行し、激しいフェイントを交えた凪のプレイで最終的にゴールが決まります。

この素晴らしいプレイは、玲王がアシストしたことでさらに意義深いものとなり、二人の連携と信頼を象徴していました。

 

ゴール後、凪は興奮状態で玲王に駆け寄り、ハイタッチを交わします。

この瞬間が、彼らの間の全ての隙間を埋め、完全に元の関係に戻ったことを示しています。

このゴールは、二人にとってただの得点以上の意味を持ち、サッカー人生での最高の瞬間となりました。

全ての対立と挫折を乗り越え、最終的に真のパートナーとして互いを認め合ったその瞬間は、『ブルーロック』の中でも特に印象深いシーンの一つです。

 

共依存からの脱却は可能か?

凪と玲王の関係は、共依存的な要素を持ち合わせていることで知られています。

共依存とは、特定の相手との関係に過度に依存し、自己の価値をその関係性を通じてしか見出せない状態を指します。

この関係性は、凪と玲王が共に「W杯優勝」という高い目標を掲げる中で形成されましたが、それが彼らの個人的成長を妨げる要因にもなっています。

潔に勝利した後の凪は、長い間追い求めていた目標を達成したことで、一時的に燃え尽き症候群に陥ります。

彼のサッカーに対する情熱が薄れ、成長が停滞してしまうのです。

 

同様に、玲王も凪との関係が元に戻ったことで安堵し、さらなる上昇志向が欠けてしまいます。

新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)でのイタリアのチームとの試合では、凪と玲王のコンビネーションが以前ほどの効果を発揮できず、その成果がゴールに結びつかないことが続きます。

チームメイトのアギからは「共依存だな」と指摘され、凪は馬狼に「ハングリーさが足りない」と評されます。

これらの指摘は、二人が自己としての強さを取り戻すための重要な気づきとなります。

 

この試合を通じて、凪と玲王は自分たちの状況を改めて認識し、より強い個として成長するために必要な一歩を踏み出す決意を固めます。

彼らの成長と共依存からの脱却は、ファンにとっても見逃せない重要なテーマであり、今後の展開に大きな期待が寄せられています。

凪と玲王の関係がどのように進化し、彼らがそれぞれのプレイヤーとしてどう成長していくのか、その過程は多くのファンにとって注目のポイントであり、今後の物語の展開が非常に楽しみです。

 

まとめ

『ブルーロック』における凪と玲王の複雑な関係は、彼らが共有する「W杯優勝」という共通の夢に根ざしています。

この記事では、二人の関係の進展、対立の原因、そして最終的な和解に至る過程を詳細にまとめています。

 

凪と玲王の関係概要

・玲王が凪の才能に惹かれ、サッカー部にスカウト。

・二人は同じ高校のサッカーチームメイト。

・ともに「W杯優勝」という大きな夢を共有。

 

凪と玲王はサッカー歴半年という短期間で高い才能を発揮し、青い監獄内の多くの強者と競い合っています。

彼らはまさに才能の原石であり、その成長は今後も大いに期待されます。

 

喧嘩と和解の詳細

・二次選考のチーム選択:凪が玲王ではなく潔を選び、玲王が凪を恨む原因となる。

・三次選考のトライアウト:同じチームに所属し、喧嘩後の和解が進む。

・新英雄対戦(ネオエゴイストリーグ):凪と玲王は元の関係を取り戻すために協力し、試合で見事なコンビネーションを見せる。

 

潔に勝った後、凪と玲王は一時的に情熱を失い、さらなる課題に直面します。

しかし、彼らは「W杯優勝」という夢を追い続け、再び成長の道を歩み始めることでしょう。

凪と玲王の今後の挑戦と成長に、引き続き期待し、原作もアニメも熱心に応援していきたいと思います。