スパイ教室:エルナの初登場はいつ?第1話にいない理由とどこにいたのか解説!

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『スパイ教室』のアニメ視聴者の間で、エルナがなぜ初めから登場していないのか?

そしてエルナが、いつから物語に加わるのか?が話題になっています。

原作1巻の終わりに、エルナが陽炎パレスに到着した時期は記載されていますが、エルナが物語に初めて登場するのは、その到着からしばらく後になります。

この記事では、エルナが陽炎パレスにいつ来たのか?

そしてエルナの初登場シーンについて、詳しく解説します。

なぜエルナは最初に登場しないのか?

『スパイ教室』において、なぜエルナが物語の開始時に登場しないのか?

気になるその理由を解説します。

 

事故による影響で到着が遅延した

エルナは移動中の連続する事故により、陽炎パレスへの到着が2日目の夜にずれ込みます。

そのため、初日に集まった他の7人の少女たちの中には、エルナは含まれていませんでした。

エルナは集合時間までに宿舎に到着することができず、初めて陽炎パレスへ来た日も一連のトラブルに見舞われます。

 

「まったく、エルナは大変だったの! 機関車で事故が起き、予定のバスを乗り過ごし、ようやく乗ったバスのタイヤまでパンクしてしまったの」

との話があります。

なお、原作小説ではエルナが実際に到着した際の様子は、具体的には描かれていません。

 

不幸を引き寄せる特異体質

エルナは不幸を引き寄せる、特異体質を持っています。

この体質の背景には、エルナの過去が深く関わっています。

貴族の家庭に生まれ、豪邸で育ったエルナですが、火災でその家が全焼し、エルナ一人だけが生き残るという悲劇に見舞われました。

医師はエルナに対して、「自分だけが生き残るのは不公平」という妄想にとらわれ、無意識のうちに自分を罰する行動を取っている、と診断します。

 

不幸の匂いを察知できる能力

こんなエルナの特技は、不幸が起こる前の特有の匂いを察知すること。

大きな危険はより強い匂いとして、事前に感じ取ることができます。

スパイとしての役割では、自らの不幸な事故を利用して敵を撹乱することが期待されていますが、その特異体質が原因で集合時間にも遅れが出たのでした。

 

8人目のメンバー、エルナの初登場シーン

スパイ教室における、エルナの初登場シーンを解説します。

 

第1話と2話に瞬間的に登場している

アニメ『スパイ教室』の第1話を詳しく見ると、最後の階段シーンに金髪がちらりと映っています。

さらに第2話の終わりに、全員が勢ぞろいするカットで、画面の端に金髪が少しだけ見切れていることが確認できます。

あなたは気が付きましたでしょうか??

 

第3話で正式に顔出し初登場する

エルナはアニメの第3話で、正式に顔を出して初登場します。

このエピソードでは、クラウスが生物兵器の奈落人形を単独で奪取する任務に従事している間に、ギードがクラウスを狙っていました。

エルナは「灯」の8人の一員として、ギードを倒す計画に加わり、背後からナイフでギードを刺し、その動きを一時的に封じることに成功します。

 

小説では風呂場の襲撃後に初登場

エルナが小説『スパイ教室』に初登場するシーンは、他の少女たちが風呂場でクラウスを襲撃した後の場面です。

いつも通りの襲撃が失敗に終わり、クラウスのチームが成功率わずか10%の困難な任務のために反省会を開いていました。

その席で、蒼銀髪の少女モニカが沈黙を守るエルナに対して「ずっと黙ってるけど、何か意見はないの?」と問いかけます。

その問いかけに対して、金髪の少女エルナは煩わしそうに顔を上げ、渋々口を開きます。

「…違うの」という言葉が、エルナの登場第一声となりました。

 

叙述トリックの種明かしとして登場

『スパイ教室』の原作1巻に精通している方ならご存じの通り、この物語は叙述トリックが鍵を握っています。

エルナの存在は、作者が読者を欺くために巧妙に隠されていたのです。

エルナがアニメで初めて顔を出したのは、原作で叙述トリックの真相が明かされる1巻の終盤と同じタイミングでした。

このタイミングでの登場は、ストーリーの謎解きにおいて重要な役割を果たします。

 

人数を7人に装い敵を騙す作戦に貢献した

当初、7人だけの存在であったように装っていた少女たち。

このグループにエルナが加わると、人数は8人になります。

しかし、敵の監視を避けるために、7人であるかのように偽り続けていました。

理由は、陽炎パレスが敵に盗聴されていることが発覚したからです。

 

陽炎パレスでは、次のような措置が取られました。

・8人が同じ場所にいる時、必ず1人は沈黙を保つ 。極力、名前を使って呼び合わない

・エルナには目立たない役割を与える

 

これらのルールを守ることで、グループは一致団結し、敵に対する完璧な偽装を行います。

初めのうちは孤立していたエルナも、徐々に他のメンバーとの信頼を深め、敵を欺く作戦に大きく貢献しました。

 

まとめ

スパイ教室において、エルナが物語序盤に登場しない理由と、その後の初登場シーンについて詳細な解説を行いました。

エルナは移動中の複数の事故により、事故で2日目の夜に陽炎パレスに到着し、初日に集合した7人の少女たちには加わっていませんでした。

この遅れは、エルナの不幸を引き寄せる特異体質が影響しています。

そしてエルナは、灯の組織の第8メンバーとして活動しています。

 

アニメ版では、エルナの顔が初めてしっかりと登場するのは第3話ですが、第1話と第2話では、エルナの金髪がちらりと映り込んでいます。

小説版では、エルナがクラウスを襲撃した風呂場のシーンの後に初めて登場します。

エルナが今後どのような不幸を引き寄せ、どのように物語に影響を与えるのか…?

引き続き注目していきたいと思います。