黒名蘭世は、その才能にもかかわらず、試合での活躍が描かれていないキャラクターです。
初登場以降、黒名の武器や特徴が明らかにされずにストーリーが展開される一方で、一部のファンからはその愛らしさで人気を博しています。
ここでは黒名の将来について、離脱の可能性や年俸、その後の展望について掘り下げてみたいと思います。
黒名蘭世は脱落の危機にある?
黒名蘭世(くろな らんぜ)は、敵にとって厄介であり、味方にとって最適な位置を瞬時に把握し、その俊足を武器にして活躍しています。
さらに、黒名の速さは御影玲王も苦労するほどで、潔世一の超越視界(メタ・ヴィジョン)にも対応することが可能です。
ここでは、黒名がどうなるのか?
脱落(離脱)の可能性について詳しく解説します。
最終選考では足がつりノアに交代
黒名蘭世は最終選考の新英雄大戦イタリア戦で足がつり、ノエル・ノアと交代しました。
黒名はブルーロックでの生存には、迅速な適応が最良だと理解しており、イタリア戦でもこの思想を貫いています。
試合を通じて、潔の超越視界(メタ・ヴィジョン)に追随していたために足がつり、スターシステムを利用してノエル・ノアとの交代が決定したのです。
敗北シーンの描写はなし
黒名蘭世は、作中で顕著な敗北を経験していません。
黒名は戦略的思考やデータ分析能力だけでなく、身体能力の高さでも知られています。
ブルーロックでは175cm~180cmの選手が多い中、168cmと小柄な黒名は持ち前の努力で、他の選手に匹敵するパフォーマンスを発揮しています。
士道龍聖、玲王、糸師凜がいるチームの一員として、黒名に大きな敗北のシーンは描かれていません。
脱落しておらず表紙も飾っている
黒名蘭世は2024年7月時点で脱落・離脱しておらず、安定した状況にあります。
特に潔との連携プレイが順調で、潔のパートナーとして今後も活躍が期待されています。
コミック21巻の表紙にも登場しており、ブルーロック内での黒名の地位が安泰であることを示唆しています。
黒名蘭世の年俸と今後の展望
黒名蘭世は、潔のサポート役として急速に頭角を現しました。
潔との連携において、黒名の洞察力とパスの技術が光ります。
この記事では、黒名の年俸と将来について、その詳細を解説します。
二次選考は4位でクリア
黒名蘭世は、二次選考の1stステージを4位で突破しました。
潔を上回る速さで、二次選考の1stステージを終えた黒名は、TOP3の直後に4位での突破が明らかになりました。
ただし、3人1組で挑む奪敵決戦(ライバルリー・バトル)で、初めにどの選手と組んだかの詳細は描かれておらず、依然として不明です。
二次選考を士道らと共に成功
黒名蘭世は二次選考を士道、玲王、イガグリ、曽倉哲とともに通過しました。
具体的な試合の描写はないものの、このチームとの対戦後、敗北を経験します。
敗者のチームから士道のチームへの引き抜きが行われ、黒名はそのチームに加わり、5thステージまで勝ち進み、二次選考を無事に突破した流れです。
U-20トライアウトではAチームへ
黒名蘭世はU-20日本代表戦トライアウトで、Aチームの一員となりました。
このチームには潔や、蜂楽廻、清羅刃、七星虹郎、蟻生十兵衛などの選手が名を連ねています。
潔と同じチームでのプレイが期待されましたが、詳細な活躍の描写は残されておらず、具体的な成果は明らかにされていません。
U-20代表戦はベンチからスタート
黒名蘭世はU-20日本代表戦で、交代要員としてベンチに名を連ねています。
トライアウトの最終試合で、決定的なアシストを記録したにもかかわらず、U-20日本代表戦のスターティングメンバーには選ばれませんでした。
それでも交代枠としてチームに加わり、これまでの目立たない活躍にもかかわらず、注目が集まるようになります。
この段階でも、黒名にはまだ台詞が与えられていない状態です。
エゴイストリーグでドイツを選択
黒名蘭世はネオ・エゴイストリーグで、ドイツチームを選択しました。
このリーグでは世界のトッププレイヤーから、直接指導を受けることが可能です。
指導者として「ノエル・ノア」がいるドイツチームに黒名は加わり、潔やミヒャエル・カイザー、國神錬介、氷織羊といった選手たちと共に戦います。
イングランド戦でスタメン入り
黒名蘭世はイングランド戦で、スターティングメンバーに選ばれます。
この試合で黒名は「惑星ホットライン」を使って潔を前線で活用し、自身の才能を存分に発揮しました。
ドイツ棟でのトレーニングによりSBとしての適正を高め、潔との相性が良いと評価されたことから、2戦目のイングランド戦で重要な役割を果たすことになりました。
フランス戦では途中出場で活躍
黒名蘭世はフランス戦で、途中からの出場を果たしています。
氷織羊が前試合で見せた活躍により、能力的に黒名より優れているとの評価で、黒名は当初交代枠として待機していました。
しかし、試合途中で潔が得点を決め、チームが潔を中心に再編される流れが生まれ、黒名はグリムと交代でピッチに立ちました。
黒名の「潔に寄り添う」戦略は、結果として正しい選択だったと言えます。
年俸は16位で3,400万円の評価
黒名蘭世の年俸は246話時点で3,400万円であり、年俸ランキングでは16位に位置しています。
黒名は試合中に、敵が苦手とするポイントを確実に見つけ出す、優れた空間認識能力を持っています。
この能力は敵にとって厄介ながら、味方にとってはチャンスを生み出す重要な要素です。
さらに、黒名の俊敏性が彼の突破力を強化し、味方を活かすプレイも得意としています。
これらの特性が評価され、年俸ランキングで16位という位置につけることができた理由です。
まとめ
黒名蘭世は現在、潔と共にドイツチームに所属しています。
実際、チーム内での個々の活躍が重視されるため、潔にとってドイツチームでは真の味方が少ない状況でした。
カイザーや雪宮は積極的にボールを奪い、バスタード・ミュンヘンのカイザー派の若手も同様ですが、國神はまだ比較的協力的です。
このような状況の中で、黒名の存在が潔にとっていかに心強いかが明らかです。
黒名は自らの活躍の機会を増やすため、「潔につくこと」を決意しました。
それ以降の黒名は潔に向かって、
「なあ潔、オレとお前のコンビなら世界一も夢じゃない。これからもお前に付くぞ。お前はオレの宝物だ」
と語りかけます。
黒名がいなければ、潔がどれだけ覚醒しても、敵だけでなく味方からもボールを奪われ、試合が終わってしまうでしょう。
そのため、潔にとって黒名は大恩人に他なりません。
黒名の状況判断能力があり、潔が最も必要とする時に適切にサポートします。
潔が自然体でプレーする一方で、黒名はすぐに潔の考えを理解し、その能力はほとんど化け物じみています。
超越的な視界を持つ潔と協力する黒名を考えると、その関係は実に印象深いものです。
凪とレオの関係に似た、潔と黒名の強い絆が見て取れます。