スパイ教室:アメリの実力とは?最後の死因とCIMを裏切った動機について

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『スパイ教室』のアメリは、ゴシックロリータスタイルが特徴で、部下を操り人形として扱うことで知られています。

アメリはフェンド連邦の諜報組織、CIMに属する防諜チーム「ベリアス」のリーダーを務めていました。

この記事では、アメリの特技とその強さ。

そしてCIMを最終的に裏切った動機と、死に至る原因を掘り下げて説明します。

アメリのスパイ教室での役割や人物像

『スパイ教室』における、アメリの人物像について探ります。

どんなポジションのキャラクターなんでしょうか?

 

エリート防諜部隊ベリアスのリーダー

アメリはフェンド連邦の情報機関CIMに所属し、「ベリアス」という防諜専門部隊のリーダーを担っています。

CIMの構成内で「最高機関ハイド」が最上位に位置し、直轄の防諜チームとしてベリアスが存在します。

アメリはハイドからの直接の命令により、ベリアスを指揮する立場にあったのです。

 

ゴスロリスタイルとお嬢様言葉

アメリは高身長で肌が白く、いつも黒のゴスロリ服を纏っています。

目の下には、深いクマが常に見られます。

まるでホラー小説から抜け出したような、魔女のような存在感を放っています。

アメリ自身は「ワタクシ」と称し、「…ですわ」のようなお嬢様言葉を使うことが特徴です。

 

魔術師のミレナの策略にはまる

「ハイド」のメンバー5人の中で《魔術師》と呼ばれるミレナは、実はガルガド帝国「蛇」のスパイ翠蝶(みどりちょう)として潜入していました。

アメリはミレナから鳳(おおとり)が、フェンド連邦のダリン皇太子を暗殺したと聞き、ベリアスを率いて鳳の壊滅作戦を実行します。

この作戦で凱風(がいふう)のクノーの下半身を破壊し、ランを除く全員を壊滅的な状態に追い込んだのです。

 

しかし、実際には鳳は暗殺行為に関与しておらず、ラン以外のメンバーが討たれたのは蛇の手によるものでした。

蛇は鳳が『暁闇計画ノスタルジアプロジェクト』の妨害を行う可能性を避けるために、ベリアスを使って襲わせたのです。

結果として、アメリは蛇に利用されてしまいました。

 

アメリの技能と力量の強さについて

次にアメリの技能と、その力量について詳しく見ていきましょう。

彼女は一体、どれぐらい強いのでしょうか?

 

コードネームは「操り師」

アメリのコードネームは《操り師》です。

アメリは指揮棒を用いて部下を指導し、任務を遂行させることに長けており、一度に最大50人の部下を同時に指揮する能力を持っています。

アメリの命令は【演目8番】のように番号付きで、例えばこの命令では部下が敵の両側から攻撃を加える戦術を取ります。

 

アメリは「○○人形【演目○番】」という形で、次々と指示を出して行きます。

アメリの部下にはそれぞれ個別の名前があり、アメリの頭の中には一種の命令表が備わっていると思われ、その記憶力の良さには驚かされます。

ベリアスの副官には、「蓮華人形」と呼ばれる修道服を着た女性と、「自壊人形」という名のシルクハットを被った細身のスーツを着た少年がおり、常にアメリのそばで動いています。

 

実力ではクラウスには勝てない

アメリはかつて部下たちを引き連れて、クラウスと直接対決を行いました。

アメリの指揮下の十名の部下は、クラウスとその仲間ジビアの二人によって完全に圧倒されてしまいます。

戦いが進む中、アメリの副官である蓮華人形が10名の黒服と共に駆けつけましたが、彼らもまた速やかに敗北します。

さらに蓮華人形が、グレーテとすり替わっていた事実が明らかになりました。

 

一方、自壊人形はアネットに誘い出され捕らえられてしまったため、アメリは自らの部下が全員失われたことを悟り、自決を試みます。

しかし、ジビアによってその試みは阻止され、アメリは「灯」に捕らえられることになりました。

その後、「灯」の拠点から脱出したアメリが、CIMの別組織「ヴァナジン」に援助を求めます。

これにより、クラウスが捕らえられる展開となりましたが、アメリとその部下の力ではクラウスや「灯」との力の差は明らかでした。

 

アメリが最後に裏切りをした動機

アメリが最終的にCIMやハイドを裏切る理由は、何だったのでしょうか?

その動機を探ります。

 

騙されて鳳を壊滅状態にして後悔

アメリは真実を知ることなく、誤った情報に基づいて「鳳」の壊滅を命じられた任務を、完遂したことに後悔していました。

これがCIMを裏切った動機です。

フェンド連邦CIMの上層部ハイドの魔術師ミレナは、実はガルガド帝国「蛇」のスパイ翠蝶(みどりちょう)として活動しており、自国の防諜部隊を利用して「蛇」の敵「鳳」を潰す役目を果たしています。

 

アメリは、自身が正義のために戦っていると信じていたにも関わらず、無関係な人々を殺害したことに重い罪悪感を抱きます。

アメリは翠蝶を拷問し、なぜ祖国を裏切ったのか?明確な答えを求めました。

この行動がアメリ自身の祖国に対する、裏切りと死の原因となるとは知らずに・・・。

 

暁闇計画の阻止を試みる

アメリはフェンド連邦の王族でありながら、「蛇」に加わったミレナの動機に興味を持ち、彼女を誘った「白蜘蛛」に話を聞き出しに行きます。

そして、その過程で『暁闇計画ノスタルジアプロジェクト』の全貌を知り、この計画を阻止しようとする「蛇」の意図に理解を示しました。

白蜘蛛によると、計画が進行すれば弱者の居場所が失われるため、それを避けることが急務であるとされます。

しかし、詳細は依然として不透明です。

 

アメリの最後はどうなった?死因について

スパイ教室で、アメリがどのような理由で、最後に命を落とすことになったのかを探ります。

 

白蜘蛛に頭部を撃たれて死亡した

アメリの命を奪った直接の原因は、白蜘蛛によって頭部の側頭部を至近距離から撃たれたことです。

クラウスとの対話が進む中、白蜘蛛はアメリがクラウスの言葉に惑わされる可能性を警戒し、顔を向けることなくアメリの側頭部を撃ち抜きました。

 

最後はクラウスの足を撃ち絶命した

頭部を撃たれて、床に倒れたアメリ。

しかし、手には依然として拳銃を握っており、その銃口はクラウスに向けられていました。

白蜘蛛とクラウスがギードについて言い争っている間に、アメリはクラウスの右足を撃ち抜き、彼の動きを一時的に止めます。

失った視覚と聴覚で、床の振動を感じ取りながら放った最後の一発で、クラウスの動きを制することができたのは、アメリの驚異的な根性の証です。

 

まとめ

スパイ教室に登場する、アメリのキャラクター分析のまとめです。

 

  • アメリはフェンド連邦CIMの防諜専門部隊「ベリアス」のボス。
  • ゴスロリファッションを好み、目の下には特徴的なクマがある。
  • CIMの最高意志決定機関「ハイド」の魔術師ミレナによる偽情報に騙され、深刻な後悔を抱える。
  • コードネームは《操り師》であり、最大で50人の部下を同時に指揮する能力を持っている。
  • クラウスとの対決ではアメリの強さは彼に及ばず、敗北を喫する。
  • CIMを裏切る大きな転機は、「鳳」を壊滅させた行為への後悔から。
  • 『暁闇計画ノスタルジアプロジェクト』の阻止を目指し、「蛇」に協力することを決意する。
  • 死因は白蜘蛛による側頭部への銃撃。
  • 死の間際にクラウスの右足を撃った。

 

アメリは原作小説の6巻から8巻にかけての、重要な登場人物です。

アメリのキャラクターに関する挿絵は少ないものの、アニメ化された際にはそのゴスロリスタイルが、どのように表現されるかが注目されています。