五十嵐栗夢は、ブルーロックからの脱落が決まれば、寺の跡を継ぐしかないという極限状態に立たされていました。
個性が際立つものの、自分の技量が他の参加者に劣ると、認識している発言が目立つキャラクターです。
この記事では、五十嵐栗夢が今後どう展開するのか?
覚醒と脱落のエピソードは、何話に登場するのかを探ります。
五十嵐栗夢はあの後どうなった?
五十嵐栗夢(イガグリ)はブルーロックへの入寮以来、目立つ活躍が見られず、脱落が予想されていました。
それでもランキングは下位ながら、力強い選手たちを倒して何とか生き延びています。
こうした五十嵐栗夢の今後の動向について調査しました。
二次選考を108位で通過した
五十嵐栗夢は二次選考の1stステージを、108位でクリアしました。
入寮テストの追いかけっこで、潔がターゲットを変更したために難を逃れ、一次選考では目立った活躍はありませんでした。
一次選考の最終戦の前夜、栗夢は潔世一に「夢が終わることの恐怖」について語っています。
そのような栗夢が二次選考の1stステージで108位になり、読者に意外性を見せたのです。
玲王や士道らと二次選考をクリア
五十嵐栗夢は、玲王、士道、黒名、曽倉哲と共に二次選考をクリアしています。
最初に栗夢が、二次選考1stステージのBLUE LOCK MANで、制限時間内に100ゴールを決めるという驚異的な活躍を見せました。
さらに二次選考5thステージでは、90名が脱落し35名が通過する中、栗夢も生き残ります。
また、ランキング上位の玲王、士道、黒名、曽倉哲とチームを組んでいたことも意外な展開でした。
三次選考では目立った活躍ができず
五十嵐栗夢は、三次選考トライアウトでAチームを選択しました。
厳しいトレーニングを乗り越え、三次選考トライアウトに進出した栗夢。
栗夢は士道がいるAチームを選んだものの、第2試合では特に目立つ活躍はありませんでした。
栗夢が士道を苦手としながらも彼についていくのは、優れた選手と共にいることで脱落のリスクを避けるためかと推測されています。
U-20代表戦でサブメンバーに選出
五十嵐栗夢はU-20日本代表戦で、サブメンバーの一員に選ばれました。
U-20日本代表との試合には出場しなかったものの、サブメンバーに名を連ねたこと自体が大きな成果です。
絵心甚八が本気で世界一のストライカーの育成を目指す中、五十嵐栗夢にも特別な期待が寄せられている可能性があります。
試合に出場できなかったにも関わらず、絵心の熱心な応援は読者からも高い評価を受けています。
最終選考ではドイツを選択する
五十嵐栗夢は、最終選考「新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)」でドイツを選択しました。
2週間の休息を経てブルーロックへ戻った五十嵐栗夢は、合理的なアプローチを求めるドイツの”バスタード・ミュンヘン”を選んだのです。
選択の理由は「日本人に合っていると感じたから」というものですが、栗夢がノエル・ノアの指導を受けて適応できるかどうかに不安の声もあります。
しかし、高いレベルの環境に圧倒されながらも、日々のトレーニングに力を入れています。
五十嵐栗夢の覚醒は何話で起こる?
五十嵐栗夢は、潔世一や千切豹馬と同じく覚醒を遂げています。
ランキング300位の最下位からも「寺を継ぐのは避けたい」という強い意志を持って選考に臨み、見事にクリアしています。
五十嵐栗夢の覚醒が、具体的にどの巻と何話で起こるかを詳しく調査しました。
二次選考からマリーシアを習得
五十嵐栗夢は二次選考を機に、マリーシアを身につけました。
「マリーシア」とは、ポルトガル語で「ずる賢い」という意味です。
実際の試合で軽微な接触を、わざと大げさにファールとしてアピールする場面があり、この演技が「マリーシア」の一例です。
試合中の戦略的な動きを示す「マリーシア」は、栗夢の特徴的な能力とされており、その持続性と活用の場面が今後も期待されています。
第11巻89話で覚醒する
五十嵐栗夢は、11巻89話で覚醒を遂げます。
本来の実力は限定的ながら、五十嵐栗夢が「寺を継ぎたくない」という切実な思いから生じたずる賢さや執念が、「マリーシア(ずる賢さ)」として覚醒を促しました。
絵心が栗夢の覚醒を見抜いていたとも指摘され、そのキャラクターのモデルとされるディエゴ・シメオネにも、匹敵する洞察力が示されています。
マリーシアで生き残りを図る
五十嵐栗夢は最終選考に至るまで、右肩から接近する相手に対して、ほぼ100%の確率でファウルを誘発する能力を身につけました。
この技術により、スローインやフリースローを引き出し、試合の流れを自分に有利に操ることができます。
栗夢は自身の技術的な未熟さを認識しつつも、独自の戦術「マリーシア」を駆使してブルーロックでの生存を図りました。
栗夢のこの独特な戦略は、今後の展開においても注目される要素です。
五十嵐栗夢の脱落危機とその結果
五十嵐栗夢はブルーロック内で「最も脱落リスクが高い」とされていました。
栗夢の出発点はランキング最下位であり、脱落がほぼ確実視されていたからです。
ここからは、栗夢が実際にブルーロックから脱落するのか?
そして、その結果どうなったのかを詳しく解説します。
士道が原因で2ndステージへ降格
五十嵐栗夢は二次選考中に、士道龍聖の行動が原因で2ndステージに降格します。
初めてのステージで108位として突破した栗夢は、士道龍聖を含むチームに所属していました。
勝ち残りを期待されていたものの、士道が「俺の心が爆発しなかった」という理由で相手を殴った際、栗夢がこれを注意したため、士道によって激しく攻撃されました。
この事件が原因で士道はレッドカードを受け退場し、数的不利によりチームは敗退したのです。
「不屈の精神」で3rdステージへ進出
二次選考の2ndステージで、五十嵐栗夢は士道龍聖によって厳しい扱いを受けます。
栗夢が士道を注意したことで、彼から暴力を受ける事態となりましたが、その際、降格していた國神錬介が介入して栗夢を救いました。
このステージでは、士道の圧倒的な力とポテンシャルにより、彼らのチームは3rdステージへ進出します。
この過程で栗夢の「不屈の精神」が再び証明されました。
強いエゴから脱落せず生き残っている
2024年7月現在、五十嵐栗夢はブルーロックから脱落していません。
栗夢は元々、潔とともにチームZでの活動を開始し、ムードメーカーとしての役割も果たしています。
寺を継ぐという背景から一見、真面目で誠実に見えますが、勝利を追求するためには手段を選ばないずる賢さを持っています。
栗夢の身体能力は他のメンバーに比べて劣るものの、彼の「絶対に寺を継ぎたくない」という強いエゴが、栗夢をブルーロック内で生き残らせているのです。
最終選考では出場機会なし
五十嵐栗夢は最終選考で、試合に一度も出場していません。
脱落はしていないものの、試合に出る機会がなく、目立つ活躍も見られていません。
しかし、栗夢は
「生涯実家の寺の坊さんをやるのは嫌だから、日本代表になることを死ぬ気で目指す」
という強い決意を持っています。
そのため、持ち前の「マリーシア(ずる賢さ)」を活かして今後試合での活躍が期待されています。
まとめ」栗夢は一定の評価は受けている
現時点では、何とかブルーロック内で生き延びている五十嵐栗夢。
今後の展望はどうなるでしょうか?
千切豹馬のようなスピードや、御影玲王のようなバランス型・万能ユーティリティプレイヤーが目立つ中で、栗夢には特別な武器がありません。
これまで栗夢は「顔面ブロック」など、勇気だけが取り柄のキャプテン翼の石崎くんのようなプレイヤーでした。
3次選考後、特に試合での出番がない状況が続いていますが、日本代表戦ではベンチ登録されており、一定の評価は受けていたことが伺えます。
ネオ・エゴイストリーグでドイツを選択してからは、まだ試合に出ていませんが、今後のさらなる覚醒に期待が寄せられています。