氷織羊は脱落して引退してしまうのか?これまでの過去の経緯と現在の状況を解説!

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氷織 羊(ひおり よう)は水色髪の16歳。

中性的な顔立ちが特徴で、かわいい女の子に間違えられることもありますが、性格が穏やかな男子サッカー選手です。

ブルーロックでは選手たちの複雑な背景や過去が描かれる中、氷織羊のバックストーリーは特に「重いもの」があります。

今回はこんな氷織羊は、脱落して引退してしまうのか?

現在の状況と、その後について深掘りします。

氷織は脱落してサッカーを引退するのか?

氷織羊は、原作11巻92話の第三次選考で初めて登場し、潔世一と共にプレーするシーンが描かれています。

見た目は千切豹馬に似たアンドロジナスな外見ですが、潔とはライバルとして互いに高め合う関係にあります。

氷織のこれまでの過去の経歴を振り返りながら、脱落や引退の可能性を探ってみましょう。

 

第5試合イタリア戦で初出場する

ネオ・エゴイストリーグの第5試合のイタリア戦まで、氷織羊はスターティングメンバーや代替メンバーとして選出されていませんでした。

試合への出場が決まらない中、氷織は焦燥感を抱えつつ、潔世一との共演を強く望んでいます。

 

しかしイタリア戦で、黒名蘭世が負傷するというアクシデントが発生します。

ノエルノアは当初、清羅刃を起用しようとしましたが、潔の推薦により氷織が選ばれることになります。

この時、ノアはチーム内での一貫した「数値の高い選手を選ぶ」という方針を変更し、潔に対して「ゴールが決まらなければスターティングメンバーから外す」という厳しい条件を提示しました。

 

新たなエゴ「演出家」として覚醒

氷織羊は、自身の中で新たに「演出家」というエゴが芽生えます。

世界クラスの選手たちとの対峙に圧倒されつつも、ノアの設けた厳しい条件を受け入れ、潔との連携を深めながらプレーを展開します。

この期間、氷織は自身が潔の覚醒の鍵を握っていると感じ、「演出家」としての自覚を新たにします。

これまでの「家に帰りたくない」というエゴから脱却し、自ら設定した新しいエゴと未来への希望を胸に、前向きに戦いを続ける決意を固めたのでした。

 

サッカー人生最後に潔の夢に賛同

氷織羊は、サッカー人生を終えるという決意のもと、潔の目標を共に追求することを決めます。

氷織は潔が掲げる目標に共感し、それを実現するための仲間として自身も進化していく過程を感じることができ、潔からの信頼を深く受け止めるようになります。

そして、その目標には自分が不可欠であるとの確信を持ち、サッカー人生の最後に潔の夢への貢献を決心しました。

 

引退を決意しつつ新たな期待を抱く

氷織羊は、サッカーからの引退を決意しながらも、自己への新たな期待を抱き始めています。

サッカーを辞める決意は固いものの、自分や潔に対して湧く「何とも言えない感情」の真意が掴めずにいました。

潔が「その決意が本物かどうかを見極めたい」と望むことから、その感情の真意を理解し始めます。

 

そして「自分を中心に世界が変わる瞬間を体験したい」という新たなエゴが芽生え、それに伴い自分自身への期待感も高まっています。

元々、サッカーは好きではなく、ブルーロックを利用して親から逃れる手段としていた氷織ですが、その思考が意外な方向へと進展することとなります。

 

潔のゴールをアシストし勝利に貢献

氷織羊は潔の得点をアシストすることで、チームの勝利に大きく貢献します。

氷織のプレースタイルの核となるのは「反射」による動きで、実際に潔から「反射しろ」と指示されています。

この「反射」とは、視覚から得た情報を即座に反応し動くことを意味します。

氷織は潔の意図を深く理解し、互いのプレイスタイルを「反射」することで、言葉を交わさずに最適なプレイを展開します。

その結果、潔に最適なパスを出し、試合の勝利に直接的な貢献を果たしました。

 

引退してストライカーを育成する決意

氷織羊は試合後、潔と共にプレイするサッカーを引退しました。

そして、引退と同時に「世界一のストライカーを創る」という、新たなエゴを決意します。

多くのファンが、氷織が完全にサッカーを辞めると見ていた中での決意です。

 

天才的なボール扱いと冷静な判断力から「静のテクニシャン」と称され、氷織はその技術を生かして新たな目標に向かって進んでいきます。

「世界一のストライカーを創る」という新たな野望は、氷織にとって最も適した進路かもしれません。

 

自分を中心にした新しい戦略を展開

氷織は「世界一のストライカーをプロデュースする」と公言し、その実現に向けた意志を明確にしました。

同時に、

「自分の理想について来れない選手は、たとえ潔であっても容赦なく切り捨てる」

との厳しい決意も示しており、自己中心的なサッカーへと舵を切ることを宣言します。

この決断により、氷織は自分を中心に展開させることを決心し、新たなフェーズに進んでいます。

 

氷織の現在とその後どうなったか?について

氷織羊がブルーロックに入団した理由は、過剰な期待を寄せる両親から逃れるためでした。

本来、サッカーを嫌悪していたにもかかわらず、氷織のサッカー能力は非常に高い評価を受けています。

氷織羊がブルーロックでの経験を経て、その後どのように変わったのか?

そして、現在の状況について詳しく探ります。

 

二次選考1stステージを27位でクリア

氷織羊は、ブルーロックの二次選考1stステージを、27位で通過しました。

具体的な試合の詳細は描かれていませんが、第233話で氷織はチームZの一員であったことが明らかにされています。

氷織の試合での独特なプレースタイル、特に高精度なパス能力とボールキープは、35名の候補者の中で氷織を際立たせ、次のステージへと進むことを可能にしました。

 

二次選考を脱落せずに突破する

氷織羊は二次選考を、二子・石狩・西岡・皿斑と共に突破します。

この段階では、参加者がブルーロックマンに対して、100ゴールを決めるという課題をクリアする必要がありました。

 

続いてのステージでは、3対3の試合を行い、敗れたチームから1人を選んで引き抜くことで進行し、敗北したチームは一歩後退するルールが適用されます。

さらに、2対2で敗北するとその時点で失格となり、選考から脱落します。

最終的には、5人でチームを構成することができれば二次選考を通過することができ、氷織羊はこの過程を無事にクリアしました。

 

三次選考は凛と士道のAチームを選択

氷織羊は三次選考で、糸師凛と士道龍聖が所属するAチームを選択します。

この選択は原作の12巻98話で詳細に描かれており、氷織の決断により、潔と共に試合に臨むことになりました。

試合中、潔が糸師凛と士道龍聖に追いつくのに苦労している際、氷織は「思考を反射する」ように助言します。

潔はこの助言を受け入れ、実践することで覚醒し、結果として士道を出し抜きゴールを決めることができました。

 

U-20日本代表戦で交代枠に選出

氷織羊はU-20日本代表戦で、交代枠の一員として名を連ねています。

ブルーロックの特性上、攻撃的なプレイが求められる中、氷織の冷静な判断力と広い視野でのプレイは、チームにとって非常に貴重です。

氷織のボールキープ能力は、最大の武器として知られており、U-20代表戦では、これらのスキルを活かして途中から出場し、前線で大いに活躍しました。

 

千切豹馬と交代し日本代表戦に出場

氷織羊はU-20日本代表戦において、疲労困憊した千切豹馬の代わりにピッチに立ちます。

この交代は、氷織にとって大きなチャンスであり、プレッシャーの中でもその冷静さと判断力を保ちながら、ブルーロックチームを優位に導く重要な役割を果たしました。

千切豹馬との交代での登板は、氷織にとって代表チームでの価値を証明する絶好の機会となりました。

 

最終選考はドイツを選び脱落してない

氷織羊は最終選考の新英雄大戦で、潔が所属するドイツのチーム「バスタード・ミュンヘン」を選んでおり、第30巻現在では、まだ脱落していません。

しかし、このステージでは潔や、カイザーとのレギュラー争いが注目され、氷織のパフォーマンスは目立たないものとなってしまいます。

 

さらに、敗者復活戦から戻ってきた國神の活躍により、氷織の場面はさらに影を潜めることとなります。

氷織のプレイスタイルはサポートに特化しており、「ボールタッチと広い視野」が氷織の強みであるため、激しいレギュラー争いの中では苦戦が予想されます。

 

年俸ランキング22位で2,000万円を獲得

氷織羊の年俸ランキングは22位で、総額2,000万円となっています。

氷織は潔の「ゴール決定地点の空間認識能力」を次のレベルに引き上げる重要な役割を果たしましたが、自身の目立った活躍は少なめでした。

氷織の存在感は、ブルーロックのTOP35に選ばれることで証明されていますが、氷織の名前が前面に出ることは少なかったです。

それでも今後、氷織にスポットライトが当たる可能性は十分にあります。

 

まとめ:自らの意志で脱落の可能性あり

氷織羊に関しては、最新の刊では脱落するような出来事はまだ描かれていません。

しかし、氷織が自主的に競争から撤退する可能性があると示唆されています。

そのヒントは、漫画の第205話の最後のページでの発言に見られます。

氷織は「あー サッカーしんどー」と漏らしており、これは氷織が現在のサッカーの世界における厳しさや、圧力を感じていることを示しています。

 

その一方で、氷織の周囲では他の選手たちが次の試合に向けて熱心に練習しており、氷織は彼らとは対照的に、心から疲れを感じている様子です。

氷織羊はサッカーへの情熱が特別強いわけではなく、家を離れるためにサッカーを続けてきた背景があります。

このため、競争が激しさを増す中での氷織の苦悩は、理解できるものです。

 

第208話では、潔世一が新しいサッカー理論を楽しそうに実践している姿を見て、氷織は「ホンマ 僕も…あんな風にやってみたいわ サッカー」と発言しています。

この言葉からは、氷織がまだサッカーを楽しむ余地があることが伺えます。

結果として、氷織が脱落する可能性は現段階では低いですが、氷織の心境の変化には引き続き注目が集まります。

 

また、氷織の過去が1話を使って詳細に描かれたことから、今後の展開において重要な役割を果たすことが予想されます。

フランス戦への出場も期待されており、烏旅人(からすたびと)との対決が見どころの一つとなるでしょう。