BLACK LAGOON（ブラックラグーン）に登場する中心的な女性キャラクター、レヴィに焦点を当てます。
レヴィはラグーン商会の斬り込み隊長で、「トゥーハンド（二挺拳銃）」として知られる優れたガンマンです。
彼女は中国系アメリカ人で、スラムで育った過去の辛い経験が彼女に暗い影を投げかけています。
しかし戦闘が始まると、彼女は積極的に戦場に飛び込み、圧倒的な身体能力と銃の腕前を駆使して非凡な強さを発揮します。
BLACK LAGOONの物語ではメインヒロインとして、彼女の戦闘シーンや日常の様子が多く描かれ、タフでワイルドな印象を受けるキャラクターです。
物語の中で、主人公のロックが「ラグーン商会」に参加し、2人はバディ（相棒）として行動します。
彼らのやり取りは物語中で頻繁に描かれ、普通の日本のサラリーマンだったロックと、過去に荒々しい環境で育ったレヴィとの性格や価値観の違いから、時折対立することもあります。
しかし物語が進行するにつれて、彼らの絆も深まり、レヴィのワイルドなイメージに女性らしい側面が加わっていきます。
今後の展開や彼女の性格、戦闘スタイル、特徴などについて紹介していきます。
レヴィの最後は死亡か結婚か？
レヴィは死亡しない？
ブラックラグーンは2023年10月現在、原作漫画が12巻まで発売されていますが、レヴィは死亡していません。
作中でも特に死亡フラグと思われる場面、伏線と思しきシーンも見当たらないため、現段階では死亡しないのではと考えられます。
結婚は難しく死亡する可能性もある
レヴィは作中で特に恋愛関係が描かれていないので、最後に結婚する可能性は難しいといえます。
後に詳しく説明しますが、レヴィとロックの関係はまだ恋愛に発展していないようです。
しかし彼らの性別間の距離は、次第に縮まっているように思えます。
結婚という幸福な結末も考えられますが、この作品が犯罪や非道徳の要素を豊富に含むBLACK LAGOONで、二人が幸せな結末を迎えることは難しいと言えるでしょう。
また、レヴィだけでなく、場合によってはロックとともに二人が死亡する可能性も考えられます。
ブラックラグーンの物語の性質から言えば決して無視できないでしょう。
レヴィの過去やタトゥー・プロフィールは？
レヴィの過去とともに、彼女の性格や特長・プロフィールをまとめました。
ロックと同じ年代で二丁拳銃の異名
まず、レヴィの簡単なプロフィールをご紹介します。
本名はレベッカ・リーです。
年齢は25歳前後で、主人公のロックとほぼ同じ年齢と言われています。
ロベルタ復讐編で10年前の青年期の話があり、当時はおそらく14歳だったため、その10年後ということで24〜25歳と推測されます。
国籍は米系中国人（アメリカンチャイニーズ）で、出身地はアメリカ（おそらく）です。
身長は166cmで、予想外に小柄な体格です。
なお体重や3サイズについては、極秘とされています。
愛銃はベレッタM92Fカスタムモデル（ソードカトラス）を2丁所持しています。
「ソードカトラス」と呼ばれる彼女の愛銃は、イタリアのピエトロ・ベレッタ社製の「ベレッタM92FS Inox」を改造したカスタムモデルです。
作中では正式には「ベレッタM92カスタム“プライヤチャット・ソード・カトラス”」と呼ばれており、その象牙製のグリップには髑髏と2本のカトラスで構成されたエンブレムが彫り込まれています。
ロアナプラのガンスミス、プライヤチャットがバレルを6インチに延長し、スライドもバレルに合わせて1インチ延長されています。
スライドの左側には「9mm SWORD CUTLASS」と刻印されており、右側にはタイ語による刻印が施されています。
レヴィはこの愛銃を両手で2丁同時に使用するため、「二挺拳銃（トゥーハンド）」の異名で呼ばれています。
吸っている煙草はラッキーストライク
レヴィは常にたばこを手にしており、そのクールな喫煙スタイルは彼女の魅力の一因です。
孤独なアメリカのスラム街出身のレヴィは、アメリカ生まれのラッキーストライクを愛用しています。
このタバコの銘柄は、おしゃれで女性にも愛されるパッケージデザインと、バランスの取れた味わいで知られています。
右肩のタトゥーの説明はまだされてない
彼女のセクシーなスタイルで、いつも肩とヘソが見えるタンクトップとホットパンツを身に着けていますが、その中でも特に目を引くのは右肩に彫られたタトゥーです。
右肩から上腕にかけて、カッコいいトライバルタトゥーが施されており、通常女性が選ぶ細いデザインとは異なり、レヴィのタトゥーは太く彫られています。
このタトゥーについての具体的な説明は、まだ登場していません。
トライバルタトゥーは通常、部族に固有の文化的なデザインです。
彫る際の痛みに耐える勇気や強さを象徴し、既婚者のシンボル、または宗教的な意味を持つことがあります。
これについての詳細な情報は、今後のストーリーで明らかにされる可能性があります。
ストリートギャングや刑務所の過去
レヴィのバックストーリーについて、その詳細は何か気になりますね。
彼女は外見が素晴らしく健康的な美貌を持ち、戦闘能力も高い一方で社交的な一面もあるが、無愛想で言葉遣いが荒いことから、トラブルを起こすこともあります。
彼女の過去や生い立ちを考察してみましょう。
レヴィはニューヨークのチャイナタウン、モットストリートで生まれ育ち、父親のアルコール依存症とその暴力に晒されながら成長しました。
生計を立てるためには、ストリートギャングのような活動も経験したようです。
また、彼女は過去に複数の組織に属していたと考えられ、刑務所にも入ったことがあるようです。
これらの経験が、彼女が幼少期からさまざまな犯罪に関与していた可能性を示唆しています。
レヴィはロアナプラにたどり着いた後、ラグーン商会に参加し、水夫と用心棒の役割を果たしました。
彼女は貨物運搬から、海賊行為や誘拐に似た裏の仕事（実行犯）まで、お金を積まれればどんな仕事でも引き受ける傾向にあります。
時折、賞金稼ぎとして単独で行動することもあるようですが、賞金稼ぎとして成功していないようです。
レヴィとロックは恋愛関係ではない
ロックの本名は岡島緑郎。
BLACK LAGOONの主人公で、元日本の大手商社サラリーマンです。
彼はラグーン商会でレヴィとバディとして共に行動し、様々な仕事をこなしています。
レヴィとロックは出生背景が異なり意見の相違も多いですが、ラグーン商会での経験から2人の距離が縮まっています。
しかし、恋愛関係には発展していないようです。
たまにはレヴィがロックに苦言を呈することもありますが、基本的にロックの頼み事は聞いており、ロックが危険な状況にいるときは警告し保護する描写が多いです。
一部のシーンでは、ロックのことになると、レヴィが少女のような反応を見せることもありますが、恋愛関係までの展開は示されていません。
ロックがラグーン商会に参加した当初は、レヴィに対する不信感も見られましたが、信頼関係が築かれつつあり、将来的には恋愛関係に進展する可能性も考えられます。
