黙示録の四騎士: マーリンの真偽は?現在地と目的の考察!

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七つの大罪でも活躍し、黙示録の四騎士にも名を連ねるマーリン。

黙示録の四騎士でもマーリンは、依然としてアーサーの下で働いています。

しかし現時点では、一切の言葉を交わしていない状態です。

この違和感が次第に真実へと変わり、マーリンが偽者であることが明かされます。

さて、偽のマーリンが存在するなら、本物のマーリンは一体どこにいるのでしょうか?

偽者の存在には、何かしらの意図があるのか?

マーリンの行動パターンについて探求してみましょう。

マーリンは本物?偽物?どっち?

マーリンは過去、アーサーを聖戦の中で導き、混沌の再誕を願う者でした。

七つの大罪での彼女の行動は、メリオダスの注目を引くための少女の一途な思いが動機です。

それではこのシリーズで、彼女の目的は何なのでしょうか?

まず、マーリンが偽者であると判明した背景から説明します。

 

妖精族が偽のマーリンに

先述した通り、アーサーに仕えるマーリンは実は偽物です。

本来のマーリンは、妖精族に姿を変えさせられていたことが判明します。

ギネヴィアがキャメロットを訪れた際に「マーリンは幻想である」とアーサーに告げます。

この発言によりアーサーは怒り、マーリンを攻撃するよう混沌の生物に命じると、その結果、妖精族という真の姿が明らかになりました。

 

ギネヴィアがこれに気づいたという事実は、他の有力な聖騎士たちも何となく気づいていた可能性が高いです。

しかし、このような事実をあらわにすることは、アーサーの怒りを買うリスクがあったため、公にはされなかったのでしょう。

 

アーサーとの意見の違い

マーリンが幻想ということが分かったことで、彼女がもはやキャメロットには存在しないという結論に至ります。

アーサーが幻であってもマーリンを側に置き続けたことから、彼が彼女を深く思っていることが伺えます。

 

しかし、マーリン自身はその思いに応えることなく、別の計画を持っていたようです。

メリオダスによってアーサーの保護者として指名されたマーリンは、彼を別の道へと導く責務がありました。

だが、アーサーが他の種族に対する絶滅を決定した際、マーリンはこれに反対します。

その反対意見が受け入れられなかったことから、彼女はキャメロットを去る選択をしました。

 

マーリンの目的と現在地は?

マーリンがどこに去ったのか?

その目的は何か?について考えを巡らせます。

思いがけず、実は序章にて手掛かりが示されていたことに気が付きます。

その内容について詳しく見ていきます。

 

 魔術師のねじれた塔にいる

現在、マーリンは「閉ざされた心を持つ魔術師の住むねじれた塔」に隠れているのではないか?と思われます。

このねじれた塔は、「黙示録の四騎士」の第1話にて言及されています。

「七つの大罪」シリーズ全体を通じて、マーリンのような魔術師は極めて稀であるため、このヒントは彼女の居場所を示唆していると考えられます。

「心を閉ざした」という表現からも、彼女がそこにいる可能性は非常に高いです。

もし、彼女がアーサーの道を誤らせたことに対して深い後悔を抱いているなら、外の世界から自分を隔離し、「二度と外の事に関わらない」と決心して塔に篭もっている可能性があります。

 

迫る戦いに備えている

マーリンがアーサーのもとを去ったもう一つの理由として、より大きな計画のための準備を整えるためかもしれません。

アーサーの意図は、人類以外の種族を根絶やしにすることにありますが、マーリンはこれに反対しています。

去るしかない状況であったとしても、彼女がアーサーの行為を阻止するため、そして迫り来る戦いに備えて、何かを準備している可能性があります。

もしかすると、七つの大罪のメンバーに助力を求めたり、魔界に足を運んだり、新しい魔法を研究しているのかもしれません。

いずれにせよ、彼女が敵として現れることはないだろうという推察です。

 

ガウェインとの深い繋がり

また、マーリンとガウェインとの間には、何らかの関係や絆が存在するとみられています。

ガウェインはエスカノールと同じ力を持ち、彼と同様の神器を用い、さらにマーリンと同じ魔法を駆使しています。

エスカノールは自身の命の最後までマーリンへの愛情を持ち続け、マーリンも彼とのキスを交わし、火傷の跡が残ることを承知の上で接していました。

 

これらの出来事から、マーリンにとってエスカノールは、お互い強烈な印象を残していると考えられます。

彼女がエスカノールの特質と自身の特徴を組み合わせた、新たな存在を創造した可能性があります。

それがガウェインであり、その小さな姿はどこかマーリンに似ているとも考えられます。

ガウェインの衣装を特注できるのは、マーリンくらいの存在でしょう。

 

敵でも見方でもない立場

マーリンが取る立場は、彼女は敵でも味方でもない、混沌に焦点を当てた第三の勢力かもしれません。

子供時代にメリオダスに対して抱いた感情がありながらも、彼がエリザベスといることから生じた失恋を経験しました。

この失恋を埋めるために、彼女は混沌の力を追求し、その過程で暗躍を続けています。

 

そして混沌の力を利用して、聖戦中に命を落としたアーサーを復活させました。

これはマーリンがアーサーを信じ、彼がその力を正義のために用いると確信していたからです。

しかしながら、アーサーがその力を他種族を滅ぼすために利用したことから、マーリンは彼から混沌の力を取り除くために行動している可能性があります。

最終的にはマーリンがアーサーを裏切り、自身が混沌と一体化することもあり得るのです。

 

恋愛を中心とした行動

マーリンの行動の背後には、恋愛が大きな動機となっている可能性があります。

七つの大罪および黙示録の四騎士は、アーサー王伝説の一部であると考えられます。

歴史的にマーリンは男性とされ、複数の女性との関係があったとされています。

そして物語においてマーリンは、アーサーへの愛情に動かされているのかもしれません。

作中でマーリンが、どのような恋愛を追求するのか…?

この点が一つの見所です。

 

まとめ:マーリンの謎多き行動と目的

マーリンの行動と目的について様々な考察を通じて、彼女が物語において重要な役割を果たしていることが示されています。

アーサー王との深い絆と、彼女が目指す「混沌」に対する志向性が、物語の中心的な謎の一つとなっています。

マーリンがアーサーのもとを離れたのは、彼女が何か大きな計画を準備しているから。

あるいは、混沌の力を正しい方向に導こうとする試みからだとも考えられます。

 

さらに、マーリンとガウェインの間に特別な関係が存在する可能性があり、これが今後の物語展開にどのような影響を与えるかが見ものです。

マーリンの行動の根底には、失恋を経て混沌の力を追求するという恋愛に基づいた動機があると思われます。

これらの考察は、マーリンの複雑な人物像を明らかにし、黙示録の四騎士における彼女の役割と目的に対する理解を深めます。