黙示録の四騎士:アーサーが敵対する理由とは?闇落ちの謎を解き明かす!

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「七つの大罪」シリーズで重要な役割を果たす、アーサーの歩みを追います。

彼は多種族の絶滅を計画し、人類のみが生き残る世界を創造しようとしています。

当記事ではアーサーがなぜ敵に回り、どうして暗黒へと堕ちたのかを掘り下げていきます。

アーサーの闇落ちと敵対化の理由

アーサーは、かつて「七つの大罪」の物語の結末で、「メリオダスに理想の国を築く」と誓い、マーリンと共に旅立ちました。

その約束を実現するために素晴らしい国を築いていたにも関わらず、続編では突如として暗黒へと堕ちてしまいます。

「七つの大罪」の聖戦終結後、混沌の力を得てメリオダス達との別れを経て、彼が様々なことを考えたことは確かです。

それなのに、なぜアーサーは敵となり、どのような理由で暗黒へと堕ちたのか?

長年のファンならば、この変貌に驚きつつも、その理由を知りたがっているはずです。

実はそこには、アーサー特有の強い正義感があるのです。

 

理由① キャメロットの崩壊

最初の闇に落ちる要因として挙げられるのは、アーサーが治めるキャメロットが破滅し、「多数の国民が亡くなったこと」にあります。

キャメロットはアーサーの統治下にありましたが、メリオダスの弟であるゼルドリスによって征服され、魔神族の拠点へと変貌しました。

そして、メリオダスたち「七つの大罪」と魔神王との壮絶な戦いの結果、国は完全に瓦解します。

この戦いで、多くの生命が失われました。

一部の人々は生き延びたものの、すべての国民が無事であったわけではありません。

国を深く愛するアーサーにとって、これらの犠牲は決して「避けられない仕方がないもの」とは受け止められなかったのです。

 

理由② 人間以外の種族への恨み

二つ目の理由は「人間以外の種族に対する恨みが増したこと」です。

「七つの大罪」の時代、アーサーは他の種族に特別な敵意を持って接することはありませんでした。

しかし、聖戦を通じて様々な種族が傷つき、多くの者が戦場で命を落とします。

特に人間族は巨人族や妖精族、魔神族、女神族に比べて弱く、戦いで最も早く犠牲になります。

 

将来的に何らかの戦争が起こった場合、人間だけが犠牲になる可能性が高いということは明らかでした。

この事実を受け入れられなかったアーサーは、人間を守る唯一の方法は、強力な種族を排除することだと結論付けたのでしょう。

そして闇へと落ちた後、失われた命を持つ者たちと再会させると言って、数多くの人間を自国へと招いたのです。

 

理由③ マーリンの不在

三つ目の理由は、マーリンが側にいないことです。

マーリンは「七つの大罪」の一員でありながら、アーサーの母親のように常にそばで支え続けてきた女性です。

アーサーがメリオダスたちと別れ、理想の国を建設する際も、彼女はアーサーに同行することを選びました。

しかし「黙示録の四騎士」の時代には、マーリンは物理的には存在するものの、アーサーの側にはいません。

代わりに妖精が、マーリンの姿を偽装していました。

 

ギネヴィアによると「マーリンの心はアーサーの手中にはなかった」とのこと。

これはマーリンが、アーサーの目指す方向性に反対していた可能性が高いです。

マーリンはアーサーを説得しようとしたものの、アーサーがそれを聞き入れることはなく、結果としてキャメロットを去るか、あるいはより悪い運命に遭った可能性があります。

アーサーがギネヴィアに幻影だと指摘された際には、明らかに憤慨していました。

自分の理想を理解し、支持してくれるはずのマーリンに裏切られたと感じ、その結果として暗黒の道を歩むことになったのかもしれません。

 

理由④ 仲間想いで引きずる性格

アーサーの暗黒への堕落には、内なる闇を常に引きずる性質も深く関わっています。

アーサーは、光の象徴と見なされています。

聖剣エクスカリバーに選ばれ、広く信望されているだけでなく、国民のために自らを犠牲にする姿勢も王としての尊敬を集めました。

しかし、その仲間想いの性格が、彼らが傷つけられると強い怒りや悲しみに陥り、それを長期にわたって引きずる原因となります。

この「引きずる性格」、アーサーを闇へと導いた一因となった可能性があります。

 

理由⑤ ユートピアへの執念

アーサーが暗黒へと堕落した別の理由は、ユートピア(理想郷)を実現しようとする執着にあります。

彼は人類のみで構成される、他種族を排除した理想の国、キャメロットの再建を目指していました。

この目標のもと、彼に忠誠を誓う騎士たちは献身的に努力を重ねています。

キャメロットの崩壊や国民の悲劇的な損失を背景に、アーサーはより良い未来を切望していましたが、他種族からの脅威に対する不安も抱えていたでしょう。

この不安が力による支配や、強硬策を正当化する思考へと変化し、結果的に暗黒への道を歩むことになったのです。

 

まとめ:作者がアーサーを通して伝えたいこと

この物語の核心部分として、作者はアーサーと言うキャラクターを通じて、複雑なテーマを問いかけようとしています。

アーサーの変貌は、単に物語の展開を面白くするためだけではなく、より深いメッセージを読者に伝えるための手段として用いられています。

 

闇と正義感の狭間での葛藤

アーサーの変化は、光の象徴としての立場と、闇を引きずる性質の狭間での葛藤を象徴しています。

彼の物語は、良い意図が悪い結果を招く可能性を示唆しており、絶対的な力が必ずしも正義をもたらすわけではないことを示しています。

 

理想と現実のギャップ

アーサーのユートピア構想は、理想と現実のギャップに直面することの難しさを示しています。

彼の目指す理想郷の実現には、犠牲が伴うことを受け入れなければならないという苦痛を通して、理想主義と現実主義のバランスを考えさせます。

 

信頼と裏切りのテーマ

マーリンの不在という要素は、信頼と裏切りのテーマを浮き彫りにします。

アーサーがマーリンを信頼し、その裏切りを感じたことは、彼の暗黒への堕落に大きく影響を与えました。

これは人間関係の脆弱さと、裏切りが個人の価値観や行動に与える影響の深さを探るものです。

 

変化するアイデンティティ

アーサーの物語は、アイデンティティの変遷も探ります。

彼は自らの原則に従って行動し続けるが、その過程で自己のアイデンティティがどのように変わっていくのか?

そして、その変化が彼自身と周囲にどのような影響を与えるのか?を読者に考えさせる問いを投げかけます。

作者が伝えたいことは、善悪の境界は常に明確ではなく、個人の選択が未来に与える影響は計り知れないということです。