鬼滅の刃のこれまでのエピソードでは、多数の愛されたキャラクターたちが登場し、そして涙の別れも多々ありました。
「無限列車編」における煉獄杏寿郎の悲劇的な退場は、ファンに限らず多くの視聴者を悲しませたものです。
今回の「柱稽古編」では、果たしてどのキャラクターが亡くなるのでしょう?
以下、柱稽古編での命を落とす者、現れる鬼、そしてどの敵と対峙するかを解説します。
この記事で明らかになること
・柱稽古編で亡くなるキャラクター
・柱稽古編に登場する鬼
・柱稽古編での鬼との対戦詳細
柱稽古編では誰が亡くなる?
柱稽古編は主人公の炭治郎を含む、鬼殺隊が順に柱のメンバーから指導を受けるトレーニングのエピソードです。
訓練シーンであれば「誰も死なないのでは?」と考えがちですが、柱稽古編にも犠牲者が出ます。
それでは、具体的にどのキャラクターが命を落とすのか?一人ずつ見ていきましょう。
桑島慈悟郎 (くわじまじごろう)
かまぼこ隊の我妻善逸の師匠で、彼からは親しみを込めて「爺ちゃん」と呼ばれています。
善逸が岩柱・悲鳴嶼行冥のもとで訓練を受けている際、善逸の連れの雀、チュン太郎がある知らせを届けます。
その内容は、善逸の愛称で呼ばれる爺ちゃん、すなわち桑島慈悟郎が亡くなったという悲報でした。
桑島の他の弟子には獪岳という名の善逸の兄弟子がおり、彼は上弦の鬼、黒死牟に出会い、戦わずして降伏し鬼に変貌します。
桑島慈悟郎は自分の弟子が鬼と化した責任を感じ、介錯も受けずに自ら腹を切り命を絶ちました。
善逸は愛する師の死と、その死に至る原因を静かに、しかし深く怒りながら受け止め、しばらくは寡黙になります。
いつも泣き虫で逃げ足の早かった善逸でしたが、その知らせを受けてからは覚悟を決め、炭治郎たちからも「まるで別人のよう」と感心されるほどに変わりました。
彼は自らの使命を認識し、一層修行に励むようになりました。
産屋敷耀哉 (うぶやしきかがや)
鬼殺隊の最高指導者で、隊員からは敬愛を込めて「お館様」と呼ばれています。
彼は鬼舞辻無惨を倒すことを何よりも目指しており、そのためにはあらゆる策を講じます。
鬼舞辻が自らの血鬼術を使って、産屋敷の隠れ家を特定したことが全ての始まりでした。
産屋敷は敵が自らの居場所を知って襲来することを見越しており、自身を囮として敵を誘い込む計画を立てます。
彼は屋敷ごと自爆するという極限の選択をし、家族と共に命を落としました。
自己を犠牲にする産屋敷の覚悟は、彼の死後も多くのファンに感動を与え続けています。
出てくる鬼や誰と戦うかについて
柱稽古編ではどのような鬼が登場し、どのような戦いが展開されるのでしょうか?
今までのシリーズで見せてきた、鬼との戦闘シーンの有無についても掘り下げていきます。
新たに出現する鬼はいない
柱稽古編では、これまでのシリーズと異なり、新たな鬼の登場はありません。
前作「刀鍛冶の里編」で、炭治郎の妹・禰豆子が太陽に耐えうる能力を身につけたことから、鬼の出現が一時的に止まりました。
この変化により隊員たちに余裕が生まれ、柱たちが一般隊士に稽古を行う機会が設けられたのです。
鳴女 (なきめ)
この柱稽古編で直接の戦闘はありませんが、非戦闘タイプの鬼として「鳴女」が登場します。
彼女は上弦の肆、半天狗の後を継ぎ、目玉の分身を使って日本各地に散らばり、鬼殺隊の居場所を探知する能力を持っています。
また無限城にいる鬼を、空間転移させる能力も持つ琵琶を持った黒髪の鬼です。
アニメでは、何度も彼女の姿が描かれています。
彼女の能力によって産屋敷邸が特定され、鬼舞辻無惨の襲撃が行われることになります。
鬼舞辻無惨 (きぶつじむざん)
鬼殺隊の宿敵である、鬼舞辻無惨との戦闘シーンが展開されます。
重病を患い、余命僅かとなった産屋敷耀哉の居場所を特定し襲撃する無惨は、産屋敷と「最後の会話」を交わします。
産屋敷の自爆によって無惨は一時的に体が爆散しますが、徐々に再生して回復します。
無惨が回復を進める中、珠世が現れて血鬼術で彼を拘束し、「人間返りの薬」を打ち込みます。
その瞬間、悲鳴嶋行冥が登場し、無惨の首を切り落とそうとしますが、無惨は死にません。
悲鳴嶋が追撃を試みると、無惨は黒血枳棘の血鬼術で反撃し、戦いが激化します。
他の柱や炭治郎たちも現場に駆けつけ、一斉に無惨に攻撃を加えるも、鳴女が琵琶を弾く「ベベン」の音とともに、彼らは無限城へと転移されます。
これが次の「無限城編」へと続く序章となります。
まとめ:柱稽古編の死亡キャラや鬼について
今回は柱稽古編の死亡キャラクターと登場する鬼、戦闘シーンについて紹介しました。
修行のエピソードである柱稽古編にもかかわらず、重要なキャラクターが亡くなるという印象深い展開が含まれています。
善逸の師匠である、桑島慈悟郎の突然の死は特に衝撃的でしたが、それがきっかけで善逸が覚悟を決め、更に成長する姿は非常に印象的です。
続く無限城編が最終決戦となりますが、その前に訪れる柱稽古編も見逃せないシーンが多く、アニメ版と合わせて原作も再度楽しむのがおすすめです。
ご覧いただきありがとうございました。