炭治郎の同期である4人の強さは?五感組についても解説!

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鬼滅の刃には、主役の竈門炭治郎と共に登場する4人の同期がいます。

彼らは我妻善逸、嘴平伊之助、栗花落カナヲ、不死川玄弥というメンバーです。

この5人には通常の鬼殺隊員には見られない、独自の能力が備わっています。

今回は5人の特殊な能力にフォーカスしてご紹介します。

五感が優れているので「五感組」

竈門炭治郎を含む5人の同期は、五感が鋭く発達しているという特殊な力を持っています。

新米剣士でありながら、鬼と戦う上でこれが大きな強みとなっています。

それでは彼らの五感の特性を、ひとりずつ見ていきましょう。

尚、ファンの間では、この5人のことを「五感組」と呼んでいます。※公式ではないです。

 

五感とは視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚

五感とは、

・目で見る視覚

・耳で聞く聴覚

・鼻で嗅ぐ嗅覚

・口で味わう味覚

・皮膚で感じる触覚

の5つを指します。

 

これらの五感をそれぞれ特化させ、5人は鬼との戦いでその能力を発揮します。

彼らはこの五感を活かして、通常では感じ取れないことを即座に理解し、戦闘で利用するのです。

注意点として、5人全員の五感すべてが発達しているわけではありません。

各ひとりずつ、ひとつの感覚が特出して優れています。

 

カナヲは視覚が優れ動体視力が高い

栗花落カナヲは、非常に高い動体視力を持っています。

カナヲは炭治郎、善逸、伊之助との機能回復訓練で湯飲みを奪う競争に挑み、初めは誰にも勝てなかった彼らを圧倒します。

カナヲは胡蝶しのぶの養女として、基本的な能力を身につけていましたが、その訓練で見せた強さは圧倒的でした。  

この訓練から、カナヲの動体視力の素晴らしさが明らかになります。

 

無限城での上弦の弐・童磨との戦いでは、カナヲの力は更に光ります。

師匠しのぶを超える持続力で童磨と対峙し、その視覚能力により童磨の微妙な動きを察知し、次の行動を予想していました。

カナヲの視覚能力は非常に高く、童磨の初動を正確に捉え対処することができます。

 

そして、しのぶの毒により弱った童磨が最後の血鬼術「霧氷・睡蓮菩薩」を使った際、童磨の首を取るためには、この技を避ける必要がありました。

その瞬間、カナヲは花の呼吸終ノ型「彼岸朱眼」眼を用いて動体視力を極限まで高め、相手の動きをスローモーションで捉えることができました。

この技は目に大きな負担をかけるリスクがありますが、カナヲにとっては上弦の鬼を倒すための重要な手段です。

カナヲのこの特異な視覚能力が勝利に大きく寄与し、童磨からも「しのぶを超えるかもしれない」と評されたほどでした。

 

善逸は鋭い聴覚で鬼の動きを把握

善逸は極めて鋭い聴覚を持ち、普通の人には聞こえないような微細な音も捉えることができます。

善逸のこの能力により、鬼の位置やその周辺の心音、さらには会話内容まで聞き取ることが可能です。

特に善逸の聴覚は、自分に向けられた悪口も容易に聞き取ってしまい、時にはそのために心を痛めることもあります。

 

善逸の聴覚は、特に偵察任務での利用価値が高いです。

遠く離れた場所からも微かな音を拾うことができ、以下のような能力を発揮します。

・遠距離から鬼の存在を察知

・禰豆子が入っている箱を鬼だと察知

・無限城で道に迷わず、先に進む獪岳の元へ直行

 

また戦闘時にも、その聴覚は重要な役割を果たします。

敵の心音からその思考や心理状態を読み取り、攻撃の先手を打つか防御に徹するかを判断します。

物語序盤、善逸は完全な力を発揮するには、睡眠状態でなければならないという特異な条件がありました。

眠りながら戦うことができるのは、善逸の聴覚が周囲の状況を詳細に捉えるため、目が不要だからです。

実際に、目を閉じることで周囲の音に集中し、更に聴覚に頼ることができたのかもしれません。

 

炭治郎は嗅覚で感情と隙を察知

炭治郎は特異な嗅覚を持っており、それを生活と戦闘の両面で活用しています。

炭治郎の嗅覚は非常に敏感で、人間や鬼、さらには植物の匂いまで識別することが可能です。

この能力により人物の捜索、物品の探索、鬼の追跡など、さまざまな場面で役立てています。

 

その嗅覚から派生した技が「隙の糸」と呼ばれるもので、これは戦闘時に相手との距離感を知る能力です。

通常、この糸は緩んでいて特に目立つことはありませんが、相手が斬れる距離に入ると糸がピンと張り、攻撃のチャンスとなります。

炭治郎はこの超自然的な嗅覚を使って、鬼を討つ最適なタイミングを見極めます。

 

さらに炭治郎の嗅覚は、相手の感情も読み取ることができます。

「悲しい、怒っている、嘘をついている」といった感情を、匂いから感じ取ることが可能です。

この能力により炭治郎は戦闘だけでなく、他人とのコミュニケーションでも優位に立つことができるのです。

 

伊之助は空気の流れまでも触覚で探知

伊之助は、非常に高い触覚能力を持っています。

彼は山で猪に育てられた過去があり、自然環境で磨かれた皮膚感覚は人並み外れています。

伊之助はわずかな振動や空気の流れを感じ取ることができ、常に半裸でいるのも触覚を最大限に活用するためです。

 

伊之助は無限城で上弦の弐・童磨とも戦い、その際、童磨の触れるだけで凍る血鬼術を回避し続けることができました。

童磨も伊之助の触覚の鋭さを認める、言葉を漏らしています。

 

特に印象的だったのは、那田蜘蛛山での出来事です。

ここでの累の腐臭により炭治郎の嗅覚が鈍くなった際、伊之助はその触覚を活用します。

伊之助は獣の呼吸・漆の型「空間識覚」を用い、敵の位置や距離を正確に把握し、遠隔操作で人間を操る鬼を見つけ出すことに成功。

この事件から伊之助の触覚が、まるで高性能なレーダー探知機のように機能することが証明されました。

 

玄弥は強靭な体質で鬼食いもできる

不死川玄弥は人間ながらにして鬼を喰らうという、珍しい能力を持っています。

玄弥のこの能力は、異常に強い咬合力を持つ歯と、非常に丈夫な消化器官によって可能となっています。

硬い木材や刀さえも噛み砕くことができ、鬼の肉を食べることで鬼の能力を一時的に得ることができます。

鬼を喰らうことで、人間離れした力や怪我の迅速な再生、さらには血鬼術の使用が可能になります。

これらはまさに、ミュータントと呼ぶに相応しい変化です。

 

戦闘中、特に上弦の鬼との対峙時には、その能力を存分に活用しています。

例えば、上弦の壱・黒死牟や上弦の肆・半天狗との戦いでは、敵の一部を喰らうことで自身も鬼化し、強大な力を発揮しました。

また、鬼化することで受けた致命的な傷も再生することができ、戦闘を有利に進めることが可能です。

不死川玄弥のこの鬼食い能力は、鬼殺隊の中でも唯一無二のものであり、彼の存在はまさに唯一の逸材と称されています。

 

まとめ:五感組は鬼殺隊の中でも特別な存在

最後にもう一度まとめます。

炭治郎、善逸、カナヲ、伊之助、玄弥の5人は、それぞれ特異な五感を持つ「五感組」と呼ばれています。

 

・炭治郎は生まれつき鋭い嗅覚を持ち、鬼の位置や感情、戦闘中の隙を察知することができます。

・善逸は類稀な聴覚を持ち、睡眠中にも戦える程で、鬼の位置や心音を聞き取ります。

・カナヲは卓越した視覚を活かし、敵の動きをスローモーションで捉えることが可能です。

・伊之助は敏感な触覚により、レーダーのように鬼の位置を感知することができます。

・玄弥は異常な咬合力と消化器官を持ち、鬼を喰らうことでその能力を一時的に得ることができます。

 

これらの能力により、5人は鬼との戦いで顕著な強さを発揮し、鬼殺隊の中でも特別な存在として描かれています。