サイコロステーキ先輩とは誰?名前の由来や本名など正体を解説!

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皆さん、鬼滅の刃のキャラ、サイコロステーキ先輩を知っていますか?

実を言うと私は、このキャラの存在は以前から認識はしていましたが、こんなユニークな名前がついていることを最近まで知りませんでした(笑)

「サイコロステーキ先輩って、そんなキャラクターがいたの?」

と思う方は、ぜひ最後まで読んでください。

サイコロステーキ先輩とは何者か?

「サイコロステーキ」という名前だけを聞くと、それほど強くないと感じるかもしれません。

さて、これは誰のことで、名前の由来は何でしょうか?

 

本名は不明で謎に包まれたまま

まず初めに、サイコロステーキ先輩の本名についてです。

残念ながら彼の本名は、原作漫画・アニメともに明かされていません。

彼は原作漫画でわずか4ページ、アニメでは約40秒の登場時間と、いわゆるモブキャラクターの典型的な扱いを受けています。

その短いスクリーンタイムで彼の生き様が語られますが、本名(名前)は一切触れられていないのです。

 

また、鬼滅の刃の公式ファンブックにおいても、彼は「累に刻まれた剣士」として紹介されています。

公式人気投票でも、これまた「累に刻まれた隊士」という名前で記載されています。

さらに、アニメのクレジットにおいても、彼を演じた声優の名前のみが記され、役名については一切触れられていません。

そのため、サイコロステーキ先輩の本名は現在に至るまで不明であり、彼の背景や詳細な人物像についても多くが謎に包まれたままです。

 

那田蜘蛛山で生き残った鬼殺隊員

サイコロステーキ先輩は、炭治郎が鬼殺隊に加わり、初めての本格的な任務を経験する「立志編」のエピソードから登場します。

その舞台となるのが、那田蜘蛛山(なたぐもやま)です。

本来であれば、既に派遣されたはずの鬼殺隊員たちが帰還しなかったため、新たに炭治郎、善逸、伊之助の3人が再度派遣されることになります。

 

この地には、極めて危険な鬼たちが潜んでおり、多くの鬼殺隊員が壊滅的な打撃を受けていました。

その中で、ほんの一握りの鬼殺隊員だけが辛うじて生存し、その中には後に重要な役割を果たすことになる村田も含まれています。

そして生き残ったもう一人が、サイコロステーキ先輩です。

 

「累に刻まれ死した剣士」のこと

ここでサイコロステーキ先輩の物語を紐解きます。

舞台は、鬼たちが潜む那田蜘蛛山。

ここに潜んでいたのは、十二鬼月の一員で下弦の伍である「累」です。

累は、他の鬼たちを家族として迎え、父、母、兄、姉といった家族の役割を与え、共に生活していました。

しかし、この「家族」は累による一方的な束縛で、他の鬼たちは恐怖に怯えながら日々を送っています。

 

この異常な状況を目の当たりにした炭治郎が「これは偽りの家族だ」と断じます。

その瞬間、累が激昂し炭治郎に襲い掛かる中、突如として登場するのがサイコロステーキ先輩です。

初登場の瞬間から累を軽視し挑んだものの、不幸にも累の手によってその場で命を落としてしまいます。

この出来事が後に、「累に刻まれ死した剣士」として語られることとなるのです。

これがサイコロステーキ先輩の運命であり、彼の物語の核心です。

 

全身が網目状に切断された「先輩」

彼が「サイコロステーキ先輩」と呼ばれるようになった理由は、彼の悲劇的な終焉に密接に関係しています。

累は、自身の体から特殊な糸を生成する能力を持っており、これを用いて敵を文字通り切り裂く技を使用します。

累がこの鬼殺隊員を攻撃した際に使ったのは、網目状に配置された糸を駆使した技でした。

 

この攻撃により、鬼殺隊員は全身が網目状に切断され、文字どおりサイコロのように小さなブロックに分割されるという凄惨な状況になります。

その光景があまりにもサイコロステーキを彷彿とさせたため、彼は後に「サイコロステーキ先輩」という異名で呼ばれるようになりました。

また、「先輩」という呼称は、炭治郎が彼を先輩として尊敬する視点から付けられたものです。

 

大見得を切るもすぐに命を落とす

サイコロステーキ先輩は、初登場するなり大きな口を叩きます。

以下、彼の発言内容です。

 

「おお、ちょうどいいぐらいの鬼がいるじゃないか」

「こんな子供鬼なら、俺にも勝てるぞ」

彼は相手の実力を見誤り、炭治郎が彼を制止しようとしても耳を貸しません。

「待ってください!」と炭治郎が呼びかけますが、彼はそれを無視。

 

「俺はここで名を上げて、しっかり出世してみせる」

「出世すれば、その分支給される報酬も増えるんだからな」

「隊はほとんど全滅しているが、この程度の鬼なら倒して山を下りられるぞ」

 

しかし、その言葉が終わるか終わらないかのうち、約40秒後に累によって致命的な一撃を受けます。

見栄を切るものの、あっけなく命を落とす結末に・・・。

 

ネット上でいじられネタとされる

元々は「累に刻まれ死した剣士」として知られていた彼。

このような特異な死に様から「サイコロステーキ先輩」という名前に変わってしまいます。

しかしその名前だけでは止まらず、彼の一挙手一投足が視聴者によってネット上で様々にイジられています。

例えば、以下のようなニックネームやフレーズが挙げられます。

 

●かませ犬

●サイコロの呼吸

●肉、または肉の呼吸

●賽(サイコロを指す)

●登場してすぐ退場した男

●台詞だけはカットされなかった男

●下山を目指したが、実際には遥か高みへ逝ってしまった男

 

これらのネーミングは、彼の短命だったがインパクトのある登場に由来しています。

その他、彼が日輪刀を抜いた際に色が変わらなかったことから、「全集中・常中」を会得していないとされ、一部では「霞の呼吸」の使い手ではないかとの推測もありました。

彼の登場は短かったものの、その結末は間違いなく、彼を様々なジョークの対象にしたことは否めません。

彼の存在がインターネット上で広く語られることにより、まさに「からかいの的」となっています。

 

まとめ:名を残す意味では誰よりも成功した

まとめ

● サイコロステーキ先輩とは、「炭治郎立志編」那田蜘蛛山で登場する鬼殺隊員の1人です。

● 彼は十二鬼月の下弦の伍・累によって命を落とした剣士を指します。

● 「サイコロステーキ」という名前の由来は、彼が累によって殺された際、網目状に切り刻まれた様から来ています。

● 大口を叩いて登場したものの、ほんの数秒で敗れ去りました。

● その姿からネット上で「かませ犬」「サイコロの呼吸」「肉」「賽」などと幅広くいじられています。

 

これらの特徴から、サイコロステーキ先輩は逆に親しみやすい存在としてファンの間で語り継がれています。

累が小さな鬼であることから自信満々に挑んだものの、その小物感がかえって愛される理由になっています。

炭治郎は、彼が実力不足であることをすぐに見抜き、命を守ろうと必死に止めたのです。

彼の名前は他の隊員よりも広く知れ渡る結果となり、名を残す意味では他の誰よりも成功したと言えるでしょう。