ブルーロックに登場する今村遊大は、潔世一と同じチームでプレーを続けていました。
しかし、激しい戦いの末、失格という形で物語から姿を消します。
また今村は、サッカーに関して独自の理念を持っている選手です。
そこで今回は、今村遊大の脱落とサッカー理念について説明します。
【この記事で理解できる内容】
・今村遊大の女性を愛する軽やかな性格
・恋愛を連想させる独自のサッカー観
・初回選考での目立たないパフォーマンス
今村遊大のプロフィール
今村遊大はブルーロックのチームZのメンバーです。
身長は178㎝。
好きな色はオレンジだと言われています。
最も感情的だったエピソードは、浮気が原因で平手打ちを受けた時だと語っています。
それ以外の個人情報は、謎に包まれたままです。
イケメンでコミュ力が高い
今村遊大は高身長で、斬新な刈り上げヘアスタイルが特徴的です。
顔立ちも整っており、非常にイケメンです。
常にコミュニケーションを重視し、チームZの仲間たちと積極的に会話を交わす姿も見られます。
今村の登場シーンは限られており、活躍の場面も少ないため詳細は不明です。
性格が軽く大の女性好き
今村遊大は女性をこよなく愛する、軽い性格の持ち主です。
ブルーロックにおいて、今村のこの側面を示す明確な描写はほとんどありません。
しかし、今村の奇抜な考え方や、独特の思考が明らかになっています。
これから、そんな今村の性格に焦点を当てて詳しく解説します。
睡眠よりも女遊びを優先する
今村遊大はチームZの一員として、一次選考を突破するために全力を尽くしています。
しかしながら、真の姿はまた異なるようです。
ブルーロックの公式Twitterでの一問一答セッションでは、各キャラクターの意外な一面が明かされます。
その中の質問で、今村は「睡眠時間を削ってでも、女性と遊ぶことを優先する」と答えています。
サッカーよりも女遊びが楽しい
更には最長記録として、連続3日間で6人と遊んだことがあるという驚愕の事実を語っています。
この告白には正直、引いてしまいます。
今村はサッカーをする以上に、女性との時間を楽しむことに人生をかけているのです。
このような今村の性格は、今村が持つサッカーに対する哲学や美学にも影響を与えていると言えます。
サッカーは恋愛と同じく情熱的
今村遊大にとってのサッカーは、恋愛と同じように情熱的であると今村は表現します。
この考えは、一次選考のチームYとの試合中に熱く語られました。
今村遊大の持つ独特の美学と哲学について、ここからは掘り下げていきます。
サッカーを恋愛に例える独特な視点
今村遊大は一次選考で、チームYと対戦します。
試合の後半では自らの長所である、スピードとテクニックを生かす戦略を展開しようと試みました。
しかし、ボールを掌握することができず、計画は成功しませんでした。
その状況を、今村は恋愛と同じだと解釈しています。
行き詰まった状態を、手が届かない女性に例え、さらには相手チームをY子ちゃんと人格化します。
彼女は多くの男性からのアプローチに慣れているため、攻略が困難な女性として見ます。
今村は、一度その堅さを破れば主導権を握れると考え、試合中にその機会を伺いました。
チームYに対して、今しかないと思い果敢にスライディングを敢行しますが、軽やかに避けられ、徐々にボールと距離が開いてしまいます。
息を切らし疲労困憊の今村は、フィールド上でうずくまり悔しさをにじませました。
サッカーと恋愛を同じく見る今村の考えは、今村らしいものかもしれませんが、方向性には少し疑問が残ります。
もし、その情熱が適切な努力に繋がっていたなら、今村が輝く場面はもっと多く見られたことでしょう。
スピードとテクニックが優れている
今村遊大はスピードとテクニックが、優れていると自称しています。
ただし、これは自己申告に過ぎません。
実際、ブルーロックの物語の中では、今村の特技が具体的に示される場面はありません。
一次選考の際、今村の長所が充分に活かされていないように思います。
チームZのメンバーの中には、千切豹馬のような俊足の選手がおり、今村はそのレベルには、まだ達していないでしょう。
技術面でも、蜂楽廻のように突出したものは見受けられません。
そのようなシーンが見られたら、個人的には魅力的だったと思います。
今村の一次選考の内容と結果
今村遊大は、ブルーロックの一次選考の最初の試合で、チームXと対戦します。
その試合で、圧倒的な存在感を放つ、馬狼照英のプレーを目の当たりにします。
生き残るための覚悟を決め、フィールドを激しく駆け巡る今村。
独断専行のプレースタイルを展開する、馬狼を止めようと試みました。
同じチームZのメンバー、久遠渉は共同でプレッシャーをかけ、馬狼の前に立ち塞がります。
しかし、馬狼は彼らを華麗にかわし、そのままボールを操りながら得点を奪います。
チームX戦では活躍できず大敗
正直なところ、今村のパフォーマンスには、目立った活躍はありませんでした。
さらにチームZのメンバーが、それぞれにばらばらで一致団結していないと、今村は嘆きます。
この試合は、チームXによる圧倒的な勝利で幕を閉じます。
チームY戦ではチームに貢献した
今村遊大は、二子一揮と大川響鬼が所属する、チームYと対戦します。
リーダーの久遠渉が、前回の敗北から得た教訓を踏まえ、新たな戦術を提案します。
この戦術は、全員が10分間ストライカーとして、積極的に攻撃に参加するというものでした。
後半戦の開始と同時に、今村遊大に攻撃のバトンが渡されます。
今村は、自らの得意とするスピードとテクニックを駆使し、得点を狙いますが上手くいきません。
最大のチャンスを迎えたにも関わらず、今村の特技は活かされず、スライディングも空振り…。
体力を消耗して、ピッチに倒れ込む結果となります。
今村は自分のアピールと力を示すことができず、失敗に終わるものの、そのプレスが我牙丸吟の活躍に繋がることになりました。
今村は、自らの力を発揮することはできませんでしたが、無念さを感じる一方で、チームには貢献していたのです。
ムードメーカーとして役割を果たす
今村はサッカーのプレー面では、自分を存分にアピールすることができませんでした。
しかし、チームZの雰囲気作りには、一役買っています。
試合や練習、さらにはオフの時間においても、今村は積極的にチームメンバーとコミュニケーションを取り、和やかな雰囲気を作る努力をしていました。
特に成早朝日との関わりを通じて、チームの環境を整えている様子が見受けられます。
この能力は今村の女性との付き合い方が、良い方向で影響しているのかもしれません。
今村のおかげでチームZは、一次選考を突破することができたとも考えられます。
今村の二次選考の経緯と結果
今村遊大は、二次選考での顕著な活躍の場面は描かれていませんが、チームの結成過程については少しだけ言及されています。
ここで、その具体的な内容に触れてみましょう。
久遠と伊右衛門とでチームを組む
二次選考の初めのステージであるブルーロックマンでは、100ゴールを奪取してクリアする目標が設けられています。
しかしながら、他の選手たちに比べてその達成が遅れがちでした。
2ndステージに入り、新たなチームメイトを探す中で、一次選考で共に戦った久遠渉と伊右衛門送人と偶然再会します。
彼らは話し合い、既知の仲間とともに進むのが最良の選択、と結論付けます。
久遠は一次選考での八百長提案が原因で悪評が立ち、他の選手から敬遠されている状況でした。
今村はこの状況をポジティブに捉え、活発に会話をリードします。
今村は自身と伊右衛門が、クリアまで時間がかかったのは事実だと認めます。
そして、選り好みを続けても状況は好転しないと言い、既に知り合いの仲間と組むべきだと助言します。
そして、冗談交じりに久遠に対して、「次に裏切ったら死刑」という厳しいジョークを飛ばします。
こうして3人は新たなチームを結成し、二次選考の通過を目指します。
このエピソードは、ブルーロックの第10巻のおまけページにて「出遅れ組」として描かれており、これが今村遊大の物語における、最後の登場となります。
実力不足で二次選考で脱落する
今村遊大は残念ながら、ブルーロックの二次選考で脱落します。
7チームが次のステージに進出する中、三次選考のためにジョイントルームに集まる選手たちの中に、今村遊大の姿は見当たりませんでした。
これにより今村が、二次選考での競争を生き抜くことができなかったと判断できます。
ブルーロックの厳しい環境は、今村の持つ実力では克服が困難だったのでしょう。
復活して再登場の可能性は低い
今村遊大が再びブルーロックの物語に登場することは、現段階では確認されていません。
今村が再登場するシナリオは、作中には描かれておらず、他のキャラクターのようなサプライズ復帰も見られません。
例えば、國神錬介のようにワイルドカードを使った復活があった場合、今村にもわずかなチャンスがあった可能性はあります。
しかし、今村の実力を考えると、選手としての復帰は厳しいでしょう。
もし、今村がブルーロックの物語に再び関わるならば、チームのムードメーカーやサポート役としての役割が、興味深い展開になるかもしれません。
まとめ
今村遊大はそのイケメンぶりと、ユニークなキャラクターで注目を集めました。
今村の自称するスピードとテクニックは、今村の魅力的な面を際立たせていますが、時にはその自己申告が憎めないほど、チャームポイントにもなっています。
ただし、女性への興味が強すぎる点や、場に不適切な発言をすることが評価を下げる原因ともなっています。
サッカーに対する今村のアプローチは、恋愛に例えることが多く、そのユニークな発想は笑いを誘いますが、本人は非常に真剣に取り組んでいます。
しかし、実際の試合でのパフォーマンスは期待外れで、その才能を十分に発揮することはありませんでした。
ブルーロックの二次選考では脱落してしまいましたが、今村が一次選考を突破したのは、運と一定の実力があったからでしょう。
今村が潔世一を応援する姿を、見るのも面白いかもしれませんが、今はサッカーから離れ、女性を口説くことに集中しているかもしれませんね。
この記事の要点
- 今村遊大は二次選考で脱落
- サッカー哲学は恋愛と類似している
- 女性への関心が性格形成に大きく寄与
- 一次選考での目立った活躍は少ない
- チームZのムードメーカーとしては貢献
- 主張するほどのスピードとテクニックはない