糸師凛は冷静さを欠くことなく、高圧的な性格と凄まじい我の強さで知られるキャラクターです。
凛は試合中、どれだけ不利な状況にあっても、どんなに強大な相手と対峙しても決して諦めません。
この戦い続ける姿勢が、多くのファンから支持されています。
今回の記事では、糸師凛の現在と脱落する可能性。
そして、その後どうなったか？について解説します。
糸師凛の現在とこれまでの経緯
糸師凛は、ブルーロックに参加した選手の中でも、No.1ストライカーと称されるほどの実力者です。
凛は兄の糸師冴との関係が原因で、時折、情緒不安定になることがありますが、その実力は世界レベルでの活躍を期待されるほどです。
スパイクからチームV所属が判明
糸師凛は一次選考での登場シーンがなく、どのチームに属しているのか明らかにされていませんでした。
しかし、凛のスパイクの色から、観察力が鋭いファンたちによって、凛がチームVの一員であること、そして221位であることが特定されました。
このような細かい観察がファンの間で話題となり、凛の所属チームが判明することとなります。
二次選考1stを圧倒的1位で通過
糸師凛は二次選考の1stステージを1位で通過し、その実力を見せつけます。
このステージでは、「BLUEKOCKMANシステム」という、世界トップレベルの人工知能を持つゴールキーパーから、90分間で100ゴールを奪うという過酷な条件が設けられていました。
BLUEKOCKMANシステムは、プレイヤーの様々なシチュエーションでの得点能力を試すために設計されていますが、凛はこの挑戦をいとも簡単にクリアし、1位での通過を果たします。
この成果は、凛がただ者ではないことを示す、重要なシーンとなりました。
二次選考で潔に勝利し4thに昇級
糸師凛は二次選考で潔、蜂楽廻、凪が所属するチームを破り、4thステージに昇級します。
この試合は凛が潔と初めて直接対決し、自身が格上であることを示すために、ゴールを3回決めた重要な試合でした。
昇級後の4thステージに進むメンバーとして、予想に反して潔ではなく蜂楽を選んだことは、凛がその時点で潔の能力を見切っていたことを示唆しています。
この選択は戦略的な意味も含み、凛の冷静かつ計算された判断を表しています。
トライアウトでTOP6のNo.1に
糸師凛は適性試験（トライアウト）で、ブルーロックのTOP6においてNo.1の評価を受けます。
絵心甚八が提唱するブルーロックの戦略では、総合評価が高いTOP6を中心にチームを構成することが提案されており、凛はその中核メンバーとして選出されました。
このグループには他にも、凪誠士郎、士道龍聖、烏旅人、乙夜影汰、雪宮剣優が名を連ねています。
この選出は、凛のサッカーにおける卓越した能力と、戦略的思考が高く評価された結果です。
潔とのコンビでチームBに逆転勝利
糸師凛はトライアウトで、見事にチームBに逆転勝利を収めました。
トライアウトでは、TOP6をA・B・Cの3つのチームに分け、残りの29人がそれぞれ任意で選んだチームにランダムで加わり、5人1組のチームを作ります。
凛はその実力の高さからAチームに選ばれ、潔と共にチームBとの試合に臨み、見事に逆転勝利を達成します。
この共闘を楽しみにしていたファンも、多かったことでしょう！
糸師凛と潔のコンビネーションが生んだ勝利は、本当に見応えがありましたね。
今後の活躍にも、さらに期待が高まります！
代表戦で兄・冴との一騎打ちに勝利
糸師凛はU-20日本代表戦で、兄であり世界的プレイヤーの糸師冴との一騎打ちで、見事に勝利を収めます。
ブルーロックの中核メンバーとして活躍している凛ですが、兄・冴に対する復讐心がこの試合での闘志に火をつけました。
冴の戦術を見抜き、その読みを逆手に取ることで見事ゴールを決め、一騎打ちでの勝利を手に入れます。
この勝利は凛の戦術的な洞察力と、精神的な成長を示す重要な瞬間となりました。
FLOW状態に突入し覚醒する
糸師凛はU-20日本代表戦中、試合に深く没頭し「FLOW」と呼ばれる状態に突入し、覚醒を遂げます。
「FLOW」とは試合中にすべてが、スローモーションで見えるような集中状態です。
プレイヤーがボールの動きや試合の流れを、極めて明確に捉えられる状態です。
特に後半の終盤でこの状態に達した凛は、一瞬で兄・冴を超えるプレイを展開し、チームの勝利に大きく貢献しました。
この功績は、ブルーロックの絵心甚八からも高く評価され、凛のプレイヤーとしての能力と精神的成熟が際立った瞬間となります。
エゴイストリーグでフランスを選ぶ
糸師凛は最終選考新英雄大戦（ネオ・エゴイストリーグ）で、フランスを選択します。
新英雄大戦では、他の選手に比べて目立つ機会が少なかった凛。
しかし、2週間の休息を経てブルーロックに戻り、ヨーロッパの5大リーグの中から、勢いのある市場となっているフランスを選びました。
フランスのリーグは大富豪の投資により活気づいており、凛はそのダイナミックな環境でのさらなる活躍が期待されています。
技術、戦術、身体能力を高いレベルで兼ね備えた万能型の選手として、新たなステージでの成長と成功を目指します。
最終選考初戦で決勝点を決める
糸師凛は最終選考の初戦、イタリア戦で決勝点を叩き込みます。
凛が選んだフランスチームは、ジュリアン・ロキが指導者兼ストライカーとして指揮を執っています。
この重要な試合でレギュラーとして起用された凛は、チームが獲得した3点の内、2点を自身の得点として貢献し、そのうちの1点が試合を決定づける重要な決勝点でした。
この活躍により、凛の存在感と価値をさらに際立たせる結果となりました。
イングランド戦でハットトリックを達成
糸師凛は最終選考のイングランド戦で、見事なハットトリックを達成します。
サッカーにおいて、1試合で個人が3得点を挙げるハットトリックは、非常に珍しく高い評価を受ける成果です。
凛はこの大一番で3点を挙げるだけではなく、その中の1点が試合の決勝点となる快挙を成し遂げました。
大きな舞台でのこのような活躍は、凛の卓越したメンタルの強さとプレーの質を如実に示しています。
縦回転ミドルシュートで得点を挙げる
糸師凛はスペイン戦で、シャルル・シュヴァリエからのパスを受け、縦回転をかけたミドルシュートで見事に得点を挙げました。
この技術的に高度なシュートは、凛の優れたサッカースキルを示すものであり、試合における重要なハイライトとなりました。
その後、この得点の約15分後に士道と交代し、後半に再びピッチに戻りましたが、その後のプレイで追加点を挙げることはできませんでした。
この一連の動きは凛の戦術的な重要性と、チーム内での役割の大きさを物語っています。
年俸ランキング1位で1億9800万円
糸師凛は、年俸ランキングで1位に返り咲き、P·X·Gから1億9800万円のオファーを受けています。
凛のこの顕著な金額は、第6試合終了時点でのパフォーマンスによるものです。
特にフランスでは、第3試合と第4試合を休んだにも関わらず、第6試合でのハットトリックを含む、卓越したプレイが価値を大幅に高め、年俸価格を5倍にまで跳ね上げました。
この成果は、204話の時点での年俸ランキングとして、公式に記録されています。
糸師凛は脱落したのか？その後について
糸師凛は世界的なプレイヤーである、兄・糸師冴の影響を受けています。
そして、ブルーロックの中でも頂点に立つことができる、高い得点能力を持つ正統派ストライカーとして名を馳せています。
こんな凛は、ブルーロックから脱落してしまったのか…？
その後を調査しました。
二次選考で潔に敗北感を味わう
糸師凛は二次選考の最終決戦で、潔に対して一瞬の敗北感を味わいます。
当初、凛は潔のプレイを「ぬるい」と軽視していましたが、試合中に潔と凪にゴールを許し、潔の進化と読みの速さに負けを認めざるを得ませんでした。
特に、潔にバックヒールショットでゴールを奪われ、その後も蜂楽の独走シュートを読み切れず、さらに潔にボールをカットされるという一連のプレイで、凛は自身の評価を見直す必要に迫られるほどの状況に直面します。
三次選考で世界選抜チームに惨敗
糸師凛は三次選考の1stノルマで、レオナルド・ルナやジュリアン・ロキを含む「世界選抜」チームとの5対5の試合に挑みます。
この試合で凛たち5人は、速さ、肉弾戦、高さ、読み、キック技術など、すべての面で世界最高峰の能力を持つ選手たちに対して挑戦しました。
しかしながら、その圧倒的な強さにあっけなく惨敗。
この試合は、凛のようなトップクラスの選手であっても、経験と技術の差が如実に現れる、大人と子供の戦いのような様相を呈していました。
259話時点では脱落していない
糸師凛は259話時点で、ブルーロックから脱落していません。
凛の強気なプレイスタイルと自信に満ちた言動は、馬狼照英にも引けを取らないほどです。
U-20日本代表戦の後、凛は兄の冴や潔には絶対に負けないという、新たな決意を固めています。
さらに年棒ランキングで、1億9800万円というトップの位置にいることからも、凛が簡単に脱落することはないと予想されます。
まとめ
「ブルーロック」の糸師凛は、その卓越したサッカー能力と緻密な戦略で、物語を彩る重要なキャラクターです。
凛のサッカー人生は、過酷なトライアルと激しい対決の連続で構成されています。
一次選考から凛の特徴的なスパイクの色が、凛の所属するチームVのアイデンティティを示していました。
この詳細は、読者に対して凛のキャラクターと、チームの独自性を即座に認識させるための視覚的手がかりとして機能します。
二次選考では、凛は1stステージを1位で通過し、その後、潔、蜂楽廻、凪チームを破り4thステージに昇級することで、実力をはっきりと示します。
トライアウトでは、凛のリーダーシップが際立ち、TOP6のNo.1に選ばれます。
この試練を通じて、凛は逆転勝利を達成し、チームBを打ち破りました。
この成功は凛の精神的な強さと、チームを鼓舞する能力を示しています。
さらにU-20日本代表戦で、兄・冴との一騎打ちに勝利し、FLOW状態に突入することで、個人的な能力と精神的な成熟を再確認します。
最終選考新英雄大戦では、凛は戦略的にフランスを選択し、イタリア戦での決勝点やイングランド戦でのハットトリック、そしてスペイン戦での技術的な得点など、得点能力を際立たせます。
これらの成果は、凛がサッカーの世界でどれほどのインパクトを持っているかを示し、P·X·Gから受けた1億9800万円という、年俸ランキング1位のオファーにつながりました。
しかし、凛のサッカー人生は挑戦と困難に満ちています。
二次選考では、潔に対して一瞬ですが敗北感を味わい、三次選考で世界選抜チームに対する惨敗は、凛にとって新たな挑戦です。
これらの経験は、凛のレベルと潜在能力を試すものであり、凛がどれだけ成長し、適応できるかを試す試金石となります。
259話時点でブルーロックに留まり続けていることからも、凛の不屈の精神と向上心がうかがえます。
糸師凛の物語はサッカー技術だけでなく、凛の内面的な成長と外部との関係に焦点を当てています。
作者は凛を通じて、個々の才能とチームプレーの重要性、そして逆境に立ち向かう強さを読者に示しているのです。
