キングダムの主人公、信の未来について興味がありますよね？
中でも、信の「結婚相手」に関する議論は尽きません。
秦の若き大王である嬴政は、物語中で宮女「向」を王妃に迎え入れることになります。
信の結婚相手についてはまだ明かされていませんが、いくつかの有力候補が存在しています。
今回は、キングダムの信の結婚相手について掘り下げていきます。
信の結婚相手は誰なのか？
通常、信は女性に対しても、堂々と自己の意見を言うタイプです。
ただ、女性と意識すると、照れて顔を赤らめることがあり、恋愛には少々不慣れかもしれません。
キングダムで「結婚」というテーマを考えると、新たな魅力が浮かび上がります。
結婚を視野に入れうる、3名の女性キャラクターをピックアップして分析します。
・飛信隊の戦略家・河了貂（かりょうてん）
・飛信隊の副隊長・羌瘣
・宮女・陽（よう）
信と河了貂の関係について
信と河了貂の関係の始まりについて、掘り下げてみましょう。
初めは男性と認識していた
信の幼なじみである漂は、大王嬴政の影武者として命を落とします。
その後、信は黒卑村で嬴政とともに河了貂と出会い、成蟜が引き起こした反乱を鎮圧し、王位を取り戻す手助けをします。
この時から、信と河了貂は日々を共に過ごすようになります。
ただし、信は当初、河了貂を「男性」と誤認しており、恋愛対象としては全く意識していませんでした！
この段階では、恋愛関係になることは考えられなかったと言えます。
妹のような存在で恋愛感情はない
時が経ち、信は戦場で名声を高め、河了貂は軍師としての教育を受けるために学校へと通います。
困難な時期にあった飛信隊が、連敗を重ねている中で河了貂と再会することになります。
その際、本営から飛信隊へ軍師として派遣されることになり、まさかの河了貂の登場です。
河了貂が加わったことで、飛信隊は次々と勝利を手にし、飛信隊にとって不可欠な存在へと成長します。
特に注目すべきは「著雍の戦い」での出来事です。
河了貂が魏国の凱孟に捕まり、その際に凱孟から「信の女か？」と問われた際、「オレもあいつと一緒に幸せになりたい」と回答しました。
しかし、信自身は河了貂を「ただ一人の妹みたいなもの」と位置づけており、恋愛感情は抱いていない可能性が高いです。
偶発的にキスするも思わず叫ぶ
信と河了貂が、キスを交わしたエピソードも存在します。
聞くと意外かもしれませんが、これは完全に偶然の産物でした。
麃公将軍が背後から信を突き飛ばし、その結果、転がり落ちた信は偶然、下にいた河了貂と衝突します。
その勢いで偶然、キスが成立したのです。
信は特に恥じらう様子もなく、「ギョワアアア！」と叫んでしまいます。
これは嫌悪感の表れでしょうか、それとも照れ隠しだったのでしょうか？
一方で、信を意識している河了貂にとっては、内心とても動揺していた瞬間かもしれません。
信と羌瘣との関係について
次に、飛信隊副長・羌瘣の関係性や背景に迫ります。
信の子供を産むことが目標
羌瘣は信が率いる100人隊に新たに加わった際に、初めて登場します。
彼女が戦場に立つ理由は、復讐にあります。
羌瘣は実の姉同様に尊敬していた、羌象の敵である幽連を追っています。
その復讐心が、彼女を突き動かしていました。
しかし、信とその仲間たちとの連帯感を深めるにつれ、彼女は飛信隊が自分にとっての真の居場所だと感じ始めます。
そして、中途半端な状況を受け入れることなく、一時的に飛信隊を離れ、仇を討って無事に戻ってきた羌瘣。
帰還後、羌瘣には二つの新たな目標ができました。
①将軍になる
②信の子供を産む
作中では信の子供を望む理由は明確にされていませんが、「信の子供が欲しい＝信への尊敬や好意」と解釈できます。
一般的には、「好きだから」「愛しているから」という感情が、子供を望む理由となりますよね？
しかし、羌瘣は子供の作り方を理解していなかったため、山を一緒に登ることで子供が生まれると信じていました。
これが恋愛感情に基づくものかどうかは、疑問が残ります。
眠っている信にキスを試みる
ある戦後、羌瘣が休息を取っていたテントに、信が偶然入り込みます。
その流れで二人は一緒に眠ることとなり、眠っている信に対して羌瘣はキスをしようと試みます。
この行動は、かつて故郷で羌象から「チャンスがあれば絶対に行うべきだ」と教えられたことに基づいています。
彼女はドキドキしていましたが、興味本位の気持ちが強かったようです。
羌瘣も信も恋愛や異性との関係については、あまり詳しくないようです。
このため、「恋愛感情はなかった」という分析が成立します。
信と陽との関係について
次に、陽と信との関係について解説します。
信に命を救われ恋心を抱く
秦の首都・咸陽が毒国軍の侵攻を受けた際、大王・嬴政の妻「向」とその子供を狙う敵兵が後宮まで侵入します。
宮女の陽は必死に逃れようとしますが、逃げ切ることができずに追い詰められてしまいます。
そんな緊迫の中で、向とその子供を守るために時間を稼ぐため、陽は毒国の将軍・琉期に立ち向かいます。
この危機的な状況の中、信に助けられた瞬間、陽は信に対して強い感情を抱くようになりました。
そして、敵の槍が陽を貫く寸前で、間一髪で駆けつけた信によって救出されます。
その際、信が「下がってろ根性宮女」と言うと、陽は顔を赤くして照れるのです。
その後、信が敵の小隊を次々と打ち倒す様子を、陽は見惚れるように見つめていました。
このシリーズの出来事が、陽が信に恋愛感情を抱くきっかけになったと考えられます。
命を救われた後に感じる感謝と尊敬が、恋愛感情へと変わるのは自然な流れですね。
王の妻・向とは親友関係
陽は向が結婚する前から、後宮でずっと親友でした。
向の幸福を他の誰よりも、心から喜べる優しい女性です。
・向が嬴政の夜伽の相手に選ばれた時
・向が妊娠した時
・子供が生まれた時
また、以前述べたように、毒国に襲撃された際には、自分の命をもってしても向を守ろうとしました。
嬴政から見れば、妻の親友である陽を信の見合い相手として、推薦することも十分に考えられます。
このような展開になれば、それはとても微笑ましいでしょう。
友人同士で関連女性を妻にする
話題を変えて、キングダムの時代から400年後の「三国志」時代、呉国に孫策と周瑜という二人の武将がいました。
彼らは信と嬴政と同じように、固い絆で結ばれた間柄であり、さらに興味深い共通点があります。
それは、絶世の美女として知られる大喬と小喬の姉妹を、それぞれが妻に迎えたことです。
友人同士で関連する女性を妻にするという風潮は、その時代の特色を感じさせます。
この事例は姉妹でしたが、向と陽のような親友関係であっても、結婚の候補として考えられることを示唆しています。
信の結婚相手の有力候補は陽
以上の考察から、信の結婚相手は「陽」だと推測しています。
・河了貂は、妹や家族としての愛情を受けており、結婚相手としては見られにくい。
・羌瘣が「信の子供を産みたい＝結婚を望んでいる」と解釈するのは困難です。
このため、候補者の中で最も適切なのは、宮女の陽だと感じます。
陽が結婚相手にふさわしい最大の理由は、彼女が「宮女」である点です。
宮女は、王の妃候補や夜の相手としても機能する、重要な役割を果たしているからです。
「王や王妃の後宮」とされる中で、大王・嬴政と親しい信に宮女が配される可能性は高く、その中で陽が選ばれる可能性は十分にあります。
