『ブルーロック』の登場人物、馬狼照英は「ピッチの上では俺がキングだ」と豪語するほど自信満々の性格です。
馬狼には自身が敗退することは考えられないようで、試合中もその振る舞いは荒々しいままです。
そこで今回は、馬狼照英の脱落の危機についてと、年俸一億の行方を深掘り解説します。
馬狼照英は脱落したのか?
馬狼照英は他の同年代の選手に対しても、傲慢な態度を取り続けています。
「自分こそがルール」と豪語するほどの自己中心的な性格で、試合中も自分のスタイルでプレイします。
こんな馬狼に対して潔世一は、密かに「この人には友達がいないのでは?」と思っているようです。
一次を突破するも逆転負けで降格
馬狼照英は二次選考3rdステージで、スコア4-5の逆転負けを喫し、2ndステージへと降格します。
一次選考では4戦1勝3敗という結果でしたが、チームXを最多得点で支え、一次選考を突破しました。
1stステージでの成績は18番目で、馬狼の能力の高さがうかがえます。
その後、成早朝日・西岡初とチームを組み、3rdステージで4ゴールを決めますが、逆転負けにより2ndステージへと降格しました。
潔に敗れるも引き抜かれて昇格
馬狼照英は潔と凪のチームに敗れた後、潔に引き抜かれて3rdステージへと昇格します。
2ndステージへ降格した潔と凪のチームとの対戦では、馬狼は得点力で凪と互角を保ちました。
しかし、成早の技術を取り入れ進化した潔の手により、力関係が変わり敗北。
その実力を認められ潔によって、3rdステージに引き抜かれたのです。
潔に完敗し絶望を味わう
馬狼照英は3rdステージで潔に完敗し、深い絶望を感じます。
潔・凪・馬狼のトリオが國神・千切・玲王のチームと対峙した際、高度な連携プレーに苦戦を強いられました。
この試合で、馬狼は敵だけでなく味方からも「もう馬狼は役に立たない」と見放される屈辱を味わいます。
自称「王様」の馬狼が、3rdステージでの敗北を潔に認め、絶望している様子が描かれています。
4thで敗退し3rdへ再降格する
馬狼照英は4thステージで敗れ、再び3rdステージに降格します。
凛・蜂楽・蟻生・時光のチームとの対戦では、自らが味方からボールを奪って得点を挙げる場面もありました。
しかし、潔と凛の戦略的な駆け引きの末、馬狼は敗北を喫します。
結果として、潔が3rdステージに引き抜かれることとなりました。
これまで高慢であった馬狼が動揺するシーンが描かれ、馬狼の変化の契機となっています。
「完全復活」して二次選考を突破
馬狼照英は最終的に、二次選考を突破します。
3rdステージで、剣城・清羅と組むことになった馬狼。
過去に潔との戦いで、自分が脇役であったことを認めつつも、敗北を受け入れれば、自分が敗者として生きることになるとの自覚に至ります。
その後、ゴールへの執着心を再燃させ、「王様完全復活」と称して、見事二次選考を突破しました。
馬狼照英は現在も脱落していない
馬狼照英は脱落していません(2024年6月現在)。
馬狼はこれまで自身のゴールを最優先に考える、究極のエゴイストとしてプレイしてきました。
ブルーロック加入初期は、自分のプレースタイルのみに集中していた馬狼。
しかし、潔からの影響を受けて、次第にチームを活かすプレイスタイルへと進化していきました。
馬狼は「自分ルール」を守りつつ、厳しいトレーニングを重ねることで、どんな困難な状況からも脱落せずに生き残っています。
馬狼は年俸一億達成か?その後と現在
馬狼照英のプレイスタイルは、「周囲の人間は自分を際立たせるためだけの存在」という考えに至っています。
馬狼が6歳で、サッカーボールを誕生日プレゼントとして受け取って以来、馬狼の目標は常にフィールド上にありました。
ここからは、馬狼の年俸は一億を達成したのか?
そして、その後のキャリアがどう展開しているのか?を解説します。
三次で1ゴールを決め貢献する
馬狼照英は三次選考でチームBに配属され、1ゴールを挙げています。
新しい挑戦として知らない選手とのチームプレイを求め、凪や凛のいないチームBを自ら選んだ馬狼。
絵心が招待した世界選抜プレイヤーとの試合で、鳥・乙夜と共にチームBに配属されます。
そこで1ゴールを決めて、チームの勝利に大きく貢献しました。
この活躍により、馬狼はU-20日本代表の選抜チームに選ばれる可能性が高まりましたが、結果としてはサブメンバーに留まっています。
日本代表戦で決定的な同点ゴール
馬狼照英はU-20日本代表戦で、同点ゴールを決めた瞬間があります。
試合後半15分、ブルーロックチームは得点を狙って、馬狼をフィールドに送り込みました。
自己中心的なプレイスタイルで知られる馬狼は、敵味方を問わず独自のプレイを展開し、試合の流れを一変させます。
特に、潔との競争を意識しながら、見事な同点ゴールを決めてその場を制したのです。
新英雄大戦ではイタリアを選択
馬狼照英は新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)で、イタリアを選んでいます。
U-20代表戦を経て馬狼は、計算高く戦術的なフットボールを展開するイタリアを選びました。
以前の試合で示した、正確かつパワフルなシュート技術を活かし、敵チームから得点を奪う機会を多く作り出しています。
攻撃的な戦術と力強さを求める馬狼にとって、イタリアは理想的な場所と言えるでしょう。
ハットトリックと年棒一億円の獲得
馬狼照英はスペイン戦でハットトリックを達成し、1億円の年棒を獲得します。
最終選考ではオーナーからの年俸に基づいて、プレイヤーの順位が決定されます。
イタリアチームの一員として参戦した馬狼は、スペインとの試合で見事な3得点を挙げ、これが馬狼に1億円の年棒をもたらしました。
馬狼のこれまでの粗野で自己中心的な振る舞いの背後には、厳しい自己鍛錬があり、それがこの顕著な結果を生み出しています。
捕食者視界と隠密殺撃蹴弾の習得
馬狼照英は、捕食者視界(プレデター・アイ)と隠密殺撃蹴弾(ステルス・キルショット)という技を習得します。
捕食者視界は、強力なフィジカルと速さを活かした突進と、ゴール右上角への正確なカーブシュートを特徴とする技です。
一方、隠密殺撃蹴弾は、ゴールキーパーとの駆け引きに優れ、敵のキーパーにわずかな隙を作らせる能力を持ちます。
これまでの馬狼は、ロングシュートのコントロールに長けていましたが、一流のゴールキーパーには阻まれることが多かったです。
しかし、これらの新技を身につけたことで、馬狼のプレースタイルはさらに進化し、目覚ましい活躍を見せています。
1億5000万円でユーヴァースへ移籍
馬狼照英の最終移籍オファー価格は、1億5000万円です。
そのオファー先は、ユーヴァースと確定しています。
馬狼はユーヴァース加入後も自らのルールを貫き、チーム内での大暴走を続け、他の選手たちを圧倒しました。
最終的には、馬狼がユーヴァースのリーダーシップを握る形で、チームを事実上乗っ取り、他のプレイヤーを驚愕させます。
馬狼がどこへ行っても「フィールドの悪役」としての自己を貫く様子に、今後のさらなる活躍が非常に期待されます。
まとめ
馬狼照英のブルーロックでの旅路は、馬狼の持続的な成長と逆境の克服を示しています。
馬狼は二次選考の間に、何度も昇格と降格を繰り返しましたが、最終的には脱落せずに前進を続けます。
この一連の挑戦は、馬狼のキャラクターの強さと、進化のプロセスを象徴しているのです。
馬狼は脱落の危機に遭遇したのにも関わらず、三次選考を克服。
U-20日本代表戦での決定的な同点ゴールを含む、重要な活躍を見せました。
馬狼の物語のクライマックスは、新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)でのイタリア選択とスペイン戦です。
ハットトリックを達成し、その結果として1億円の年俸を確保しました。
さらに馬狼は、「捕食者視界」と「隠密殺撃蹴弾」という技を習得し、そのサッカースキルの広がりを示しています。
馬狼の最終的な移籍価格が1億5000万円に達し、ユーヴァースへの移籍が確定したことは、馬狼の努力と成長が実を結んだ証拠です。
馬狼という人物は、その困難を乗り越えた結果として得られた成功を通じて、他のキャラクターや読者に、インスピレーションを与える存在となっているのです。