『青のエクソシスト』は、ジャンプSQで好評を博している連載中の作品です。
かつてアニメ化され、2期が放送された後、数年のブランクを経て、2024年には待望の3期が放送されて再び脚光を浴びました。
原作がクライマックスに近づいている現状と、アニメの4期放送も決定していることから、引き続き多くの注目が寄せられることでしょう。
この記事では、その『青のエクソシスト』、略して『青エク』のキャラクター達の強さをランキング形式で詳しく解説します!
青エクの最強キャラランキングTOP15
早速ですが、青エクのキャラクター強さランキングTOP15をお届けします!
15位:神木出雲
14位:志摩廉造
13位:アスモデウス
12位:アモン
11位:霧隠シュラ
10位:奥村燐
9位:奥村雪男
8位:ルーイン・ライト
7位:アマイモン
6位:イブリース
5位:メフィストフェレス
4位:藤本獅郎
3位:アーサー・A・エンジェル
2位:ルシフェル
1位:サタン
それではランキングが、なぜこのようになったのか?
各キャラクターの特徴や強さの詳細を、一人ずつ見ていきましょう。
第15位から詳細な解説を始めます。
最新刊にも登場するキャラがランクインしていますので、ご注意ください!
15位:神木出雲
神木出雲が15位に名を連ねています。
彼女は祓魔師候補生として祓魔塾で学び、初めてその門を叩いたときからその強気な性格で知られ、戦闘では恐れを知らずに挑んでいます。
出雲は、巫女の家系を引き継ぎ、特に「稲荷神」と呼ばれる二尾の白狐を使役しています。
彼女が操る二尾の白狐は、「御饌津神(みけつのかみ)」として知られるミケが電気やプラズマを操ります。
「保食神(うけもちのかみ)」として知られるウケが、大気や気象を操るという強力な能力を持っています。
神木家からの力としては、八番目の強力な悪魔に分類されます。
しかし、出雲自身がまだ成長途中であり、時に召喚が思うように進まないことがありますが、出雲編での道具を用いない召喚成功は、大きな成長の証です。
悪魔召喚は精神的にも肉体的にも負担が大きいため、その点がランキングで15位とされた理由です。
14位:志摩廉造
ランキングの14位には、志摩廉造が選ばれました。
彼は奥村燐と同じく祓魔塾に通う生徒で、詠唱騎士(アリア)の資格取得を目指しています。
しかし、幼馴染の子猫丸や勝呂からは戦闘向きであり、実際には錫杖(キリク)を駆使して戦うことが多いです。
塾に入った当初の廉造は、実力を隠し、お調子者のキャラを演じていました。
後に彼がイルミナティと正十字学園の間で、二重スパイをしていたことが明らかになります。
廉造は、高位悪魔夜魔徳を召喚できる能力を持ち、本来の身体能力も高いため、上一級祓魔師と互角に渡り合う実力を持っています。
今回のランキングでは14位に位置していますが、廉造の本当の実力が明らかになれば、さらに上位に食い込む可能性があります。
13位:アスモデウス
アスモデウスは、第31巻でイブリースの眷属悪魔として登場し、ランキングで13位に位置づけられています。
彼は上級悪魔であり、その役割は「色欲」を司る悪魔として知られています。
アスモデウス自身が認めるように、「八候王」ほどの強さはないものの、一定レベルの攻撃には耐えうる堅牢さを備えています。
アスモデウスの戦い方は、スーツ姿とは相反する金棒を使った戦闘で、目立つ特殊技は持っていません。
しかし、アスモデウスのドМ性格が、相手に対する攻撃への反応と虐待的な行動で表れています。
最終的には、奥村雪男のサポートを受けた霧隠シュラによって討たれました。
12位:アモン
ランキングの12位には、アモンが選ばれています。
アモンもアスモデウスと同じく、イブリースの眷属悪魔で上級悪魔の一員です。
彼は「予は雷陽王(ラー)であるぞ」と自称し、太陽のような熱や炎を使って敵を攻撃します。
アモンの特技「超新生爆発」は自らの心臓を犠牲にして、半径10キロを壊滅させる爆発を起こすことができます。
オセオラとの戦いでは、この技がオセオラのウォークライによって阻止されましたが、使用すれば極めて強力な結果を生むことができます。
しかし、最終的にオセオラによって倒されたため、ランキングでは12位と評価されています。
11位:霧隠シュラ
霧隠シュラは、ランキングで11位に選ばれています。
シュラは上一級祓魔師であり、ヴァチカン本部より正十字学園へ派遣された祓魔師です。
彼女は幼い頃に藤本獅郎に保護され、奥村燐や奥村雪男と同じ施設で育ちました。
獅郎の下で修行を積み、彼の直弟子となります。
祓魔師としての資格は多岐に渡り、「騎士」、「詠唱騎士」、「医工騎士」、「手騎士」などを保持しています。
戦闘では、八郎太郎大神から授かった魔剣を用い、その卓越した戦闘センスと高い身体能力を活かしています。
特に、奥村燐とアマイモンの戦いを止めたこともあり、その実力と判断力は高く評価されていますが、今回のランキングでは11位となりました。
10位:奥村燐
ランキングの10位には、奥村燐が名を連ねています。
この物語の主人公である燐は、サタンの青い炎を受け継いでおり、その力は非常に強大です。
幼少期から、その力ゆえに周囲から疎まれることも多かったですが、それはサタンの息子という特異な背景によるものです。
燐は半悪魔であり、人間を超える身体能力と、青い炎による強力な攻撃力を持っています。
祓魔塾での学び初めは、炎のコントロールに苦労していましたが、徐々にその力を扱えるようになり、成長を遂げています。
まだ、完全には祓魔師として成熟していないため、今回は10位と評価されましたが、本来の悪魔の力を完全に引き出せば、更に上位にランクインする可能性が高いキャラクターです。
9位:奥村雪男
ランキングの第9位は、奥村雪男が占めています。
燐の弟である雪男は、幼少期から獅郎により祓魔師として育てられ、兄を守るための強さを身につけました。
雪男は祓魔師として中一級の階級を保持し、悪魔薬学においても類稀な才能を持つとされています。
13歳で祓魔師の資格を取得した、歴史上最年少の記録を持ち、竜騎士および医工騎士の称号を有するなど、その才能は多岐にわたります。
戦闘スタイルは2丁の銃を使用し、卓越した身体能力だけでなく、冷静な判断力と戦略的思考をも併せ持っています。
燐とは異なるタイプのキャラクターであり、祓魔師としての能力では兄を凌ぐと評価され、この位置にランクインしました。
8位:ルーイン・ライト
第8位には、ルーイン・ライトが選ばれています。
彼は上一級祓魔師であり、「四大騎士」の1人です。
その才能から「ライトニング」という通称で呼ばれています。
簡潔な詠唱で超上級の悪魔を召喚できる能力を持ち、戦略の立案にも長けているため、正十字騎士団にとっては不可欠な存在です。
日常ではだらしなく、不潔な一面を見せることがありますが、祓魔師としての役割においては優秀で、世界を守るという明確な目的を持っています。
作中での戦闘シーンは多くないものの、アーサーと同じ部隊に所属するなど、ルーイン・ライトの実力は確かに評価されており、この順位に位置づけられました。
最新刊ではサタンの心臓を討つ作戦の指揮を執っており、今後の活躍が期待されています。
7位:アマイモン
第7位にランクインしたのは、アマイモンです。
アマイモンは「八候王(バール)」の中の一員で、「地の王」としての名を持つ上級悪魔です。
彼はメフィストを敬愛し「兄さま」と呼んでいます。
アマイモンが最初に登場したのは作品序盤で、その時点で上級悪魔としての強大な力を見せつけました。
特に、燐が祓魔塾に通い始めた初期にアマイモンが登場した際、燐は彼の力に対抗するためには悪魔の力を使わざるを得ませんでした。
アマイモンはその後、メフィストによって折檻され、大人しくなっていますが、サタンが登場した後は、燐たちと共闘する場面も見られます。
初登場時に強力なキャラクターとして描かれたアマイモンですが、現在はメフィストに従順な態度を見せています。
それでも「八候王」の一人としての地位を考慮し、ランキングは7位に設定されました。
6位:イブリール
第6位は、イブリールがランクインしています。
イブリールも「八候王」の一員で、「炎の王」としての称号を持つ上級悪魔です。
彼の戦闘シーンはまだ多くはないものの、第31巻では重要な瞬間に登場。
瀕死の状態であった四大騎士の一人を、瞬く間に倒す様子が描かれています。
今後の展開で、本格的な戦闘が期待されるイブリールは、その強さと潜在的な脅威を考慮して、アマイモンよりも上の6位と評価されました。
5位:メフィストフェレス
メフィストフェレスが、ランキング5位に位置しています。
メフィストは正十字騎士団の日本支部長として、祓魔師の役割を務めています。
が、実は本当の正体は、悪魔「時の王」サマエルです。
メフィストフェレスは、八候王の一員でもあります。
ゲヘナでは、サタンに次ぐ第二権力者とされ、その兄が最高権力者として君臨しています。
このことから、メフィストの悪魔としての実力は、計り知れないものがあると思われます。
メフィストは、燐にサタンを倒すための指導を行ったり、自らを人間の敵ではないと述べるなど、彼の真意や目的は依然として不透明です。
その神秘性と強大な力から、ランキングは5位となりました。
4位:藤本獅郎
藤本獅郎は、ランキングで第4位に選ばれました。
彼はかつて「聖騎士」という、世界でただ一人に与えられる称号を持つ祓魔師であり、燐と雪男の父親でもあります。
その身体はサタンに憑依されても、耐えられるほどの強靭さを持っていたため、常にサタンに狙われていたとされます。
獅郎の真実はさらに複雑で、彼はアザゼルのクローンとして、イルミナティの関連組織によって生み出された存在でした。
この過酷な過去が、獅郎の祓魔師としての力に大きく寄与しています。
獅郎はサタンに憑依されたことで、物語の冒頭で命を落としてしまいます。
しかし、獅郎の過去編で描かれる姿は、サタンに匹敵するほどの強力な祓魔師であったことが示されており、これが4位という高い評価に繋がりました。
3位:アーサー・A・エンジェル
アーサー・A・エンジェルは、正十字騎士団の現聖騎士であり、ランキング第3位に位置づけられています。
彼はヴァチカン本部の上級祓魔師で、普段は人当たりが良く、誰に対しても優しさを見せる一面があります。
しかし、悪魔に対する容赦ない態度と、徹底した反悪魔主義の思想を持っています。
戦闘ではカリバーンという魔剣を使用し、その強さは非常に高く評価されています。
アーサーは自身の髪の毛を対価にして不浄姫を一撃で倒すなど、その実力は目を見張るものがあります。
アーサーの右腕であるライトニングからは「化け物」と評され、過去の聖騎士の中でも最強とされることから、この高い順位にランクインしています。
2位:ルシフェル
ルシフェルは、八候王の一員であり「光の王」としてゲヘナの最高権力者です。
彼はメフィストやアマイモンの兄であり、イルミナティの創設者でもあります。
ルシフェルの目的は、エリクサーという不死の薬を用いた研究を進め、サタンを復活させて、人間の世界と悪魔の世界を消滅させることにあります。
ルシフェルの直接的な戦闘シーンはまだ描かれていませんが、彼が従える「熾天使(セラフィム)」を使い、激しい閃光や爆発を駆使して戦います。
サタンの存在により確定ではないものの、現在、ルシフェルは物語のラスボス感を強く漂わせており、奥村燐たちの前に立ちはだかる、最大の障害となることが予想されます。
ルシフェルの真の力が、明らかになることに大きな期待が寄せられており、ランキングは2位に設定されています。
1位:サタン
サタンがこのランキングで、堂々の第1位に輝いています。
彼はゲヘナの王であり、悪魔の中でも最高峰の存在です。
サタンの象徴である青い炎は、受肉を試みる際に藤本獅郎を除くあらゆる生物を、破壊するほどの圧倒的な力を持っています。
ゲヘナにおいてもサタンの位置は絶対的で、八候王を含む他の悪魔たちからは「父さん」として親のように慕われています。
この青い炎は物質界においても恐れられ、サタンに関わった多くの人間が命を落としていることから、その恐ろしさが伺えます。
その圧倒的な存在感と物語全体における重要性から、サタンが『青の祓魔師』における1位は間違いないとされています。
【青のエクソシスト】最強キャラまとめ
これまでに『青の祓魔師』に登場するキャラクターたちの強さをランキング形式で詳細に紹介してきました。
【まとめ】
第15位:神木出雲
第14位:志摩廉造
第13位:アスモデウス
第12位:アモン
第11位:霧隠シュラ
第10位:奥村燐
第9位:奥村雪男
第8位:ルーイン・ライト
第7位:アマイモン
第6位:イブリール
第5位:メフィストフェレス
第4位:藤本獅郎
第3位:アーサー・A・エンジェル
第2位:ルシフェル
第1位:サタン
このランキングを見ると、特に上位には悪魔たちが多く名を連ねていることが分かります。
祓魔師たちは主に共闘して悪魔を倒すため、個々の強さを見れば悪魔が目立つ結果となっていますが、アーサー・A・エンジェルのような例外も存在します。
しかし、奥村燐を含む祓魔塾のキャラクターや他の祓魔師たちも、まだまだ成長の余地があり、これから彼らが本来の力を発揮する場面が、多く見られることでしょう。
今後の彼らの活躍に引き続き注目していきながら、放送予定の第4期アニメも楽しみに待ちたいと思います。